「目の下のたるみが気になる」「目元を若々しい印象に変えたい」などのお悩みはありませんか。
目元は年齢を感じさせやすく、目の下のたるみやしわは実年齢よりも老けてみられがちです。
本記事では、目の下のたるみ取りに関連するよくある質問と、当院の施術についてご紹介します。
目の下のたるみをなくすにはどうしたらいい?
目の下のたるみを取るためには、主に以下の3つの方法があります。
眼輪筋を鍛える
眼輪筋は、目の下のたるみと関係している筋肉のひとつです。
通常、眼輪筋は眼球を目の下から支える役割がありますが、加齢による筋肉の衰えなどによって目の下のたるみに繋がると考えられています。
眼輪筋トレーニングには、下まぶたは下方へ、目尻は顔の外側へ、上まぶたは上方へ、一ヵ所ずつ引っ張りながら目を閉じる方法などがあります。
他にも眼輪筋トレーニングにはさまざまな方法があり、過剰なトレーニングや間違った方法は、目の下のたるみやしわなどの原因となることがあるため、医師に相談の上で行ってください。
目元の緊張を緩める
パソコンやスマホなどで目を長時間酷使すると目の疲れが生じ、目の下のたるみやクマなどに繋がると考えられます。
ホットタオルなどで1~2分ほど目元を温め、指の腹で目頭やこめかみ、眉頭など目のまわりを優しく押してマッサージしていきましょう。
目のまわりの筋肉の緊張が緩み、血行促進に効果が期待できます。ホットタオルはタオルを水で濡らして絞り、ビニール袋やラップに包んで、電子レンジで約1分間温めます。
タオルが熱くなっているため、やけどしないように注意しましょう。
たるみに効果的なスキンケア用品を使う
目の下のたるみは、肌の弾力やハリが失われていることが関係しています。
肌の弾力やハリの改善に効果的とされる成分には、主に以下のようなものがあります。
コラーゲン
コラーゲンはたんぱく質の一種で、皮膚内では真皮層に存在している成分です。
エラスチンと同様に、肌の弾力やハリに深く関係しています。コラーゲンは加齢によって生成量が減少し、紫外線などでダメージを受けることで破壊されることが知られています。
コラーゲンは保湿性が高く、肌表面に保護膜を作るため、目元をはじめとした肌の乾燥ケアに適しています1)。
ビタミンC誘導体
ビタミンCは単体だと酸素と反応して活性を失いやすいことが特徴です。
ビタミンC誘導体とは、他の物質と結合することでビタミンCの効果を得られやすいようにした成分のことを指します1)。
ビタミンC誘導体は皮膚内でビタミンCへ分解され、メラニン色素の合成を抑制する美白成分として広く知られている以外に、コラーゲンの生成をサポートする、肌のターンオーバーを整えるなど、さまざまな効果が期待できます。
コエンザイムQ10
コエンザイムQ10は細胞内のミトコンドリアに存在しています。
特に心臓や腎臓、肝臓などに多く分布し、活性酸素による酸化を抑えるはたらきがあります。
もともと活性酸素は体内に侵入した異物や細菌などを攻撃して体を守るはたらきがありますが、体内で活性酸素が過度に増加した場合、気管や血管などを酸化させ、肌や体のダメージに繋がるといわれています。
コエンザイムQ10は20代から少しずつ減少し始めるため、外から補うことが大切です。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸はもともと体内に存在している物質で、コラーゲン組織を維持するはたらきがあります。
代表的な保湿成分のひとつとしても知られ、肌の柔軟性、水分量、潤滑性を保つ役割を担っています。
ヒアルロン酸は40代から徐々に減少することが知られ、肌の水分量を保てず、肌のしわやたるみを引き起こす原因になると考えられます。
セラミド
肌のもっとも外側にある角層は、外部からの刺激から肌を守り、水分の蒸発を防ぐ役割があります。
セラミドは角層と角層の間に存在し、肌のバリア機能としてはたらいています。
セラミドが十分に存在している肌は潤いがあり、キメが整っていることが特徴です。
一方、セラミドが不足している場合、肌が乾燥しやすく、肌荒れをはじめ、しわやたるみの原因になると考えられています。
目の下のたるみはなぜできるの?
目の下のたるみの原因として、主に以下のようなことが考えられます。
目のまわりの筋肉や靭帯の衰え
下まぶたは、主に皮膚、ロックウッド靭帯、眼輪筋、眼窩隔膜、隔膜の中に収まった眼窩脂肪という構造をしています。
目の下のたるみやクマは、加齢によって眼球を支えるロックウッド靭帯などが少しずつ緩むことで眼球が下がり、眼窩脂肪が圧迫され前方へ押し出されることが原因といわれています。
肌のハリや弾力の低下
人間の皮膚は、外側から順に表皮・真皮・皮下組織から構成されています。
肌の大部分を占める真皮には神経や血管などが通い、皮膚の柔らかさを保っているコラーゲンや肌の弾力に関与するエラスチンという成分が存在しています。
コラーゲンやエラスチンは加齢や紫外線などの影響により、産生量が減少することが知られています。
また成分自体の質も変化し、繊維が切れやすく、硬さを増していくと考えられています。
コラーゲンやエラスチンの量の減少、質の変化によって肌のハリが失われ、皮膚のたるみの原因になるといわれています。
皮膚への刺激や乾燥
普段から目をこする、肌をこすってクレンジングをするなど外部からの刺激により、皮膚がダメージを受けやすくなると考えられています。
また目の下は皮脂の分泌量が少なく、皮膚が0.02mmと他の部位よりも薄いため、乾燥して皮膚のハリがなくなり、目の下のたるみの原因になるといわれています。
紫外線
地表に届く紫外線には、UVAとUVBの2種類があります。
UVBは波長が短いため、皮膚のもっとも外側にある表皮にさまざまなダメージを与えて肌に炎症を起こすと考えられています。
一方、UVAは波長が長いため、真皮層まで到達し、肌の弾力やハリを保つコラーゲンやエラスチンなどを生成している線維芽細胞にダメージを与えるとされ、目の下のたるみやしわの原因になることが知られています。
遺伝
涙袋は、下まぶたの膨らんでいる部分で眼輪筋が発達している状態を指し、目袋は眼輪筋などの衰えによって前方へ押し出された眼窩脂肪のことを指します。
ご親戚に目袋が出ている方がいる場合は、若い頃から眼窩脂肪が突出しやすいことが知られています。
また靭帯や眼窩隔膜が緩くなっていることが考えられます。
目の下のたるみは何歳から出来るの?
目の下のたるみは、相手に疲れたような印象を与え、実年齢よりも老けて見られがちです。
一般的に目の下のたるみは、早い人で20歳代から始まり、30~40歳では目の下のたるみやしわなどの悩みが増えてくる傾向があります。
目の下がたるむ原因として、加齢や乾燥、紫外線などが影響していると考えられます。
肌の乾燥や紫外線の影響なども関係しているため、日頃のスキンケアや紫外線対策などを十分に行いましょう。
目の下のたるみは男性の方がひどくなりがちなの?
男性は女性よりも眼窩脂肪が多いとされるため、目の下のたるみが目立ちやすいことが知られています。
また、スマホやパソコンを長時間使用することによってまばたきの回数が減少し、目の周りにある眼輪筋などの筋肉の衰えにつながるといわれています。
目の下のたるみ取りは1回取れば、たるみは起きない?
目の下のたるみは、主に加齢が原因で靭帯や筋肉が緩むことで引き起こされると考えられています。
そのため、一度治療を行った場合でも時間が経つにつれて、再び目の下にたるみが生じる可能性はあります。
ただし、除去した眼窩脂肪が再生されることはないため、余分な眼窩脂肪や皮膚を取り除いておくことにより、老化による目の下のたるみが起きにくいと考えている先生もいます。
適切なタイミングで治療を行うことで、目の下のたるみを予防することにもつながると考えられます。
目の下のたるみ取りのメイクはいつから?
目の下のたるみ取りの場合、メイクは翌日からできます。
ただし、患部への刺激を避けるため、下まぶたのアイメイクは1週間程度控えましょう。
また脱脂手術と目の下のたるみ取りを行う場合は、抜糸後(約1週間後)に可能となります。
目の下の脱脂手術のコンタクト装用はいつから?
脱脂手術から1週間を過ぎれば、コンタクトレンズを装用いただけます。
ただし、結膜が緩くくっついている状態のため、2週目は上瞼を持ち上げるようにしてコンタクトを装着してください。
3週目からは通常通りコンタクトをご使用いただけます。
20代で目の下のたるみ取りを行う人はいる?
目の下のたるみは、一般的には早い人で20歳代から始まり、30~40歳代でしわやシミ、目の下のたるみなどの悩みが増えてくる傾向があります。
また目の下がたるむ原因は加齢だけでなく、生まれつき隔膜が弱く学生時代から眼窩脂肪が出る方もいます。
20歳代からでも施術を受ける方もいらっしゃるため、まずはお気軽にご相談ください。
目の下のたるみ取りで注意することはある?
念のため、術後2~3日程度は安静に過ごされることをおすすめします。
手術の翌日から普段通りの生活をして問題ありませんが、激しいスポーツは2週間ほど控えましょう。
またバスタブでの入浴や飲酒も1週間程度控えてください。
仕事がデスクワークの場合は翌日から開始しても構いませんが、体を酷使するような力仕事の場合は数日間休んだ方がよいでしょう。
目の下のたるみ取りの失敗例は?
目の下のたるみ取りの失敗例として、主に以下のようなことが考えられます。
左右差が生じる
生まれつきや利き目の使いすぎ、体のゆがみなどで目元が左右非対称である場合、その差を考慮せずに施術を行ってしまうことで、より目元の左右差が目立ってしまうことがあります。
くぼみや凸凹が生じる
脱脂手術では目の下に突出している眼窩脂肪を取り除きますが、取りすぎてしまうと目の下にくぼみが生じることがあります。
当院では眼窩脂肪を取り除いた後に、患者さんが座位の状態で目元を確認します。
また、必要に応じて施術後に脂肪注入をすることがあります。
脂肪注入の際も、脂肪の注入量が適切ではない場合などに、目の下に凸凹が生じる可能性があります。
当院では手術終了の前に適切な量の脂肪を取り除けているか、脂肪注入の量は適切か、などをしっかり確認することで、目の下のくぼみや凸凹がなるべく生じないように工夫しています。
クマが改善されない
脱脂手術では、目の下の膨らみが原因で生じている黒クマが解消されることが期待できます。
しかし主に色素沈着が原因とされる茶クマ、血行不良が原因とされる青クマは改善しません。
カウンセリングの際に医師とコミュニケーションをとり、患者さんの目の下のクマが改善される種類のものかどうかなど、事前に解消しておくことが必要です。
当院では、カウンセリング時に患者さんの目元の状態を十分に確認し、一人ひとりの状態に合った施術をご提案し、ご期待に沿えない場合もしっかりと理由などをご説明してご納得いただけたうえで手術を受けていただいています。
しわやたるみが増える
手術後に目の下のしわやたるみが増えるのは、特に40代後半以降の方にみられます。
眼窩脂肪を取り除くことによって目の下の皮膚が余るため、しわやたるみが増えてしまうことがあります。
もともと皮膚や筋肉のたるみが強いことが原因のひとつとして考えられています。
そこで当院では経結膜脱脂法だけでなく、脱脂と余った皮膚を取り除く方法もご提供しています。
また、まずは経結膜脱脂法で眼窩脂肪のみを取り除き、目の下のたるみや小じわが気になる場合には、3ヵ月以降に余った皮膚のみを除去する治療も行っています。
患者さんのご希望のダウンタイムに沿ってご提案いたします。
目の下のたるみ取りのデメリットは?
医師によっては適切な量の脂肪を除去できないことがあり、眼窩脂肪を取り残すことで目の下のたるみが解消されない可能性があります。
反対に眼窩脂肪を取りすぎることによって、目の下の凹みが目立ち、くぼみによってクマが悪化したように見えることがあります。
目の下のたるみ取りで、しわやクマを改善できる?
脱脂手術によって目の下のたるみ取りを行うことで、治療した部分の皮膚が伸ばされ、しわを改善する効果が期待できます。
目の下のクマの場合、黒クマと呼ばれるクマに関しては改善できる可能性があります。
主に血行不良が原因とされる青クマや、色素沈着が原因とされる茶クマに関しては、それぞれに応じた対処法があります。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
なぜ目の下に脂肪がたまるのか?
目の下にたまっている脂肪は、眼窩脂肪と呼ばれています。
加齢や目のまわりにある眼輪筋のたるみなどにより、眼窩脂肪が前方へ押し出されることで目の下のたるみが引き起こされます。
また目の下のたるみに伴って影ができた場合、目の下のクマが生じることがあります。
目の下の脂肪を取るとどうなる?
前方に突出した眼窩脂肪を除去すると、目の下のたるみが解消されると考えられます。
ただし目の下の脂肪を取りすぎた場合、目の下のくぼみが強調されることでクマが悪化したように見え、より年齢を感じさせる印象を与えることがあります。
目の下の脂肪を取りすぎることでくぼみが強調される原因は、コラーゲンの減少による皮膚のたるみと考えられます。
目の下の脂肪取りや脂肪注入すると腫れるの?
目の下の脂肪を取るための脱脂手術や目の下のたるみ取りでは、必要な分だけ切除しています。
当院の脱脂手術では、まず仰向けの状態で適度な量の眼窩脂肪を取り除きます。
その後、座った姿勢で表情を確認して、除去した眼窩脂肪が適切な量かどうかを確認したうえで手術終了としています。
副作用として、腫れが翌日~1週間程度続くことはありますが、体質的にむくみやすい方は腫れやすい反面、まったく腫れない方もいます。
また当院での脂肪注入は必要と判断した場合のみ行います。
目の下に脂肪注入した場合、量が多いと腫れぼったくなり、脂肪が不足している場合には目の下の凹みとなって現れることがあります。
脂肪注入では自分の細胞を体内に入れるため、異物反応の心配はないと考えられています。
脂肪注入の量によって仕上がりに差が生まれる可能性がありますが、一人ひとりの状態を見極め、適切な量を注入します。
脂肪の定着には個人差があり、多めに注入することがあります。
また、シコリ感が続く場合があります。
料金は脱脂手術に含まれていますが、別日に行う場合は別途料金がかかります。
目の下の脂肪注入はどれくらいもつ?
注入した脂肪はすべてが定着するのではなく、何割かは血行が戻らず、収縮や壊死が起こるとされています。
また脂肪注入の量が多すぎた場合や、脂肪の壊死部分が大きい場合にしこりとなることがあります。
しこりは一ヵ所にまとまって脂肪注入した場合に起こる可能性があるため、多層・多方向に細かく少しずつ脂肪注入するとよいと考えられています。
脂肪の定着率には個人差がありますが、だいだい5〜7割といわれています。
当院では座位で脂肪を注入していくため、脂肪の注入量が適切か確認しながら処置ができる、脂肪注入が厚い層にならないように注意しながら施術するなど、患者さん一人ひとりの適切な量を注入するように心がけています。
目の下のクマの原因は何?
人間の皮膚の色は、主にメラニン、カロチン、酸化ヘモグロビン、還元ヘモグロビンの4種類の色素が関わっていると考えられています。
中でもメラニンは重要とされ、量や深さによって皮膚の色に影響することが知られています。
目の下にできるクマは、主に以下のような青クマ、茶クマ、黒クマの3種類があります。
青クマ
青クマは、目の下が青黒く見えることが特徴です。
目元の血行不良が起きた場合、還元ヘモグロビンという暗赤青色の血液が増えるとされるため、目の下が青黒く見えるといわれています。
睡眠不足や長時間のデスクワークなどが原因のひとつと考えられます。
茶クマ
茶クマは、目元の血行不良に加えてメラニンによる色素沈着が原因とされています。
屋外で強い紫外線を浴びる、または長時間にわたって紫外線を浴び続けた場合、メラノサイトという色素細胞が増加し、メラニンの生成が活発になるといわれています。
通常、メラニンは約28日周期のターンオーバーで垢として剥がれ落ちるとされますが、なんらかの原因でターンオーバーのサイクルが乱れ、メラニンが蓄積した場合に皮膚の色素沈着が進行すると考えられています。
黒クマ
加齢により目元の筋力が低下し、目の下にある眼窩脂肪の前方への突出、肌のハリの低下などによって、たるみがみられるようになると考えられています。
目の下の皮膚がたるんだ場合、影となって黒っぽく見えるようになるとされています。
脱脂手術と裏ハムラ法はどっちがいい?
脱脂手術はまぶたの裏側を切開して眼窩脂肪を取り除き、皮膚のたるみやくまなどを改善します。
ハムラ法は、眼窩脂肪を除去するのではなく、眼窩脂肪を移動させることで皮膚のたるみを和らげ、目の下のたるんで余っている皮膚も取り除く方法です。
裏ハムラ法とは脱脂手術と同様にまぶたの裏側から切開して手術を進めます。
ハムラ法は眼窩脂肪を取りすぎることに対して不安がある方や、目の下のたるみが重度の方に向いている治療法といわれています。
ハムラ法では、全体的な脂肪の量は変わらないため、凹んだという印象を受けにくいと考えられます。
ハムラ法のリスクとして、手術で侵襲を受ける範囲が脱脂より広いこと、ダウンタイムが経結膜脱脂法より長いこと、熱感や痛み、赤みなどがみられることが挙げられます。
通常、時間の経過とともに改善するとされますが、気になる場合は医師へ相談しましょう。
目の下のたるみ取りはいくら?
脱脂手術や目の下のたるみ取りは自費診療です。
そのため、各医療機関によって料金が異なります。
経結膜脱脂では脂肪注入を行うことがありますが、当院では242,000円(税込)です。
クリニックによっては脱脂手術のオプションとして脂肪注入を加算している場合もあるため、総額でどの程度かかるのか確認しておきましょう。
当院における施術料金は、下記の通りです。
脱脂手術(経結膜脱脂) | 242,000円(税込) |
---|---|
下まぶたのたるみ取り+脱脂手術 | 297,000円(税込) |
笑気麻酔 | 5,500円(税込) |
指名料 | 33,000円(税込) |
目の下のクマ取りのダウンタイムは?
当院での脱脂手術や目の下のたるみ取りによる副作用や注意点は、以下のようなものが挙げられます。
症状の現れ方や程度には、個人差があります。
腫れ
翌日~1週間程度、腫れることがあります。
むくみやすい方は腫れやすいですが、全く腫れない方もいらっしゃいます。
内出血
経結膜脱脂法による内出血は約1割の方にみられます。
施術中の麻酔の際、表面からはわからないような血管に麻酔の注射針が当たると内出血を引き起こすことがあります。
その場合、通常は約2週間で黄色くなり目立たなくなります。
脱脂手術と目の下のたるみ取りを行った場合にも内出血は起こり、通常は2週間程度で黄色くなり目立たなくなります。
疼痛
施術から1~2週間程度は、目を動かしたとき、圧迫したときに違和感のような痛みが続くことがあります。
出血
約1週間にわたって涙のように少しずつ出血することや、鼻から出血することがあります。
また約1週間は一度にまとまって出血する可能性があるため、寝具はタオルなどを敷いておきましょう。
血腫
手術部位に血が溜まり、塊のように感じることがあります。
大きさによって期間は異なりますが、通常は体内に少しずつ吸収されていきます。
大きい場合は再度傷口を開けて血腫を除去します。
シコリ感
脂肪注入をした場合、シコリ感が続くことがあります。
抜糸
経結膜脱脂法の場合は縫合しないため、抜糸の必要はありません。
一方、脱脂手術と目の下のたるみ取りを行った場合は、まぶたの表側を縫合するため、約1週間で抜糸が必要です。
当院の目の下のたるみ治療について
当院の施術
当院では、目の下のたるみ取りに関して、2種類の治療法があります。
脱脂手術
眼窩脂肪を取り除き、皮膚のたるみやくまなどを改善します。
局所麻酔を追加投与しながら行いますが、目の奥が押されているような感覚を伴います。
必要に応じて止血をするため、内出血を最小限に抑えられることが特徴です。
仰向けの状態で適度な量の眼窩脂肪を取り除いた後は、座った状態で表情を確認し、取り除いた眼窩脂肪が適度な量であった場合は手術終了となります。
クマの凹みが強い場合のみもしくは脂肪移植をご希望の場合のみ、この後に脂肪移植を行います。
脱脂手術と目の下のたるみ取り
脱脂手術で眼窩脂肪を取り除くと、収めていた部分の皮膚が余るため、たるみやしわが悪化することがあります。
そこで当院では、まぶたの表側から眼窩脂肪を取り除いたうえで、余っている皮膚を除去する治療法も行っています。
目の下の表面の縁から3〜5mmほど下方を目尻に向けて「への字」に切開し、必要に応じて慎重に止血しながら余分な脂肪を取り除きます。
シワの増加の原因とされる皮膚と一部眼輪筋を除去し、縫合したら手術終了となります。
こたろクリニックにおける施術の特徴
当院で脱脂手術と目の下のたるみ取りをする場合のメリットには、以下のようなものが考えられます。
まずはお気軽にご相談ください。
1.脂肪注入は必要でなければ行いません
目の下のふくらみが大きく、目袋の下の溝が深いなど、凸凹が目立つ場合は取り除いた眼窩脂肪を凹み部分に注入する方法があります。
しかし注入をしなくても十分改善を見込める場合は脂肪注入を行いません。
2.施術後1ヵ月まで、LINEで相談できるので安心です
施術後に不安なことが出てきた場合、LINEでご相談いただけます。
3.大阪や兵庫からも手術に訪れる技術があります
当院で治療をするため、遠方からもお越しいただいています。
4.脱脂の手術終了前に座位で状態を確認すること
手術終了前に座った状態で脂肪の除去量が適切か確認します。
脱脂手術の治療の流れ
当院での治療の流れは、下記の通りです。
1.診察・カウンセリング
医師により、目の下のたるみやクマの状態、脂肪注入が必要かなどを診察します。
その後スタッフに代わりカウンセリングを行います。
2.手術予約
手術ご希望の場合は受付にて予約を取らせていただきます。
3.手術
局所麻酔をし、手術を行います。
ご希望の場合はオプションで笑気麻酔を追加することができます。
手術終了前に座った状態で脂肪の除去量が適切か確認します。
4.施術後
数分間冷却を行った後にお帰りいただけます。
5.アフターケア
施術後1ヵ月まで、LINEで相談できます。
不安なことや気になることがございましたら、お気軽にご連絡ください。
診療時間以外で返信させていただきます。
目の下のたるみの原因とされる眼窩脂肪を取り除いた場合、今よりも若々しい目元の印象を与えることが可能です。
ただし、除去する眼窩脂肪の量は適切である必要があります。
当院では適切な量の眼窩脂肪を取り除くため、座位で表情を確認して治療を進め、脂肪注入も必要な場合のみ行います。
目の下のたるみにお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
【参考】 (1)久光一誠.「効果的な”組み合わせ”がわかる化粧品成分辞典」.池田書店.2021
WEBからのご予約も可能です。
スマホやパソコンから空き状況をご確認の上、ご予約できるのでおすすめです。初診の受付も可能です。
※院内でのお待ちいただくお時間を軽減するためにご予約後にWEB問診票のご記載もお願いします。
※ご予約は診療のご予約となります。処置の予約ではないのでご注意ください。