
ふと鏡を見たときや、写真に写る自分の顔に「目の下のクマ」を見つけて、気分が沈んでしまった経験はありませんか?
コンシーラーで厚塗りしても隠しきれなかったり、疲れた印象や実年齢よりも老けて見られたりと、目元の影は顔全体の印象を大きく左右します。
本記事では、「自分に合った治し方がわからない」とお悩みの方に向け、今日からすぐに実践できるセルフケアや生活習慣の見直しから、医学的根拠に基づいた美容医療によるアプローチまで、目のクマの正しい治し方を分かりやすく解説していきます。
- 1 まずは自分のクマを知る!治し方を決める10秒チェック
- 2 自宅で実践!今日からできる目のクマ解消ライフスタイル
- スキンケアとマッサージで目元の血行を促す
- 質の高い睡眠と栄養バランスの整った食事
- コンシーラーなどのメイクで目のクマをカバー
- 眼輪筋エクササイズで目元を鍛える
- 目のクマ専用のアイケアアイテムを活用する
- 3 治りにくい40代・50代の目のクマの特徴と手軽な改善策
- 年齢とともに濃くなる40代・50代のクマの特徴
- 日々のルーティンに取り入れやすい手軽なケア方法
- セルフケアで限界を感じたら美容医療へのステップアップを
- 4 美容医療による目のクマの治療法と選び方
- 【青クマ・赤クマ治療】ヒアルロン酸注射などの注入治療
- 【黒クマ治療】下眼瞼脱脂手術や脂肪注入
- 【茶クマ治療】レーザートーニングやピコレーザー
- 5 目のクマを解消したい方は当院へご相談ください
- お悩みや予算に合わせたオーダーメイドのクマ治療と料金表
- 当院でのクマ治療の症例写真と施術のポイント
- 初診カウンセリングから施術完了までの流れ
- 6 要注意!目のクマを悪化させるNGな生活習慣
- 無意識に目をこする摩擦の蓄積
- 長時間のスマホ・PC操作による眼精疲労
- 慢性的な睡眠不足と身体の冷え
- 塩分の摂りすぎによる顔のむくみ
- 7 目のクマの治し方に関するよくある質問
- Q1. 自力でのセルフケアでクマが改善するまでの期間は?
- Q2. 美容医療によるクマ治療のダウンタイム期間は?
- Q3. クマをメイクで隠す際の注意点は?
- 8 目のクマは種類に合った正しい治し方で改善へ

監修者
新美 雄大
形成外科医
日本形成外科学会認定の形成外科専門医。形成外科専門医ならではの深い知識と繊細な技術力で、傷跡や仕上がりの美しさにこだわった治療を提供しています。シミ取りやクマ取りなどの美容医療においても、先進のレーザー機器などを活用し、患者様一人ひとりのお肌の状態に合わせた最適なアプローチをご提案しています。
【資格】
医学博士、日本形成外科学会認定 形成外科専門医、日本熱傷学会認定 熱傷専門医
【所属】日本形成外科学会、日本美容外科学会、日本熱傷学会、日本創傷外科学会、日本手外科学会
※この記事は、消費者庁や国民生活センター・厚生労働省の発信する情報を基に、作成しています。
※「総額表示」の義務付けに則り、税込価格にてご紹介しています。
※本記事で紹介している施術は保険が適用されず、自費診療です。
※厚生労働省が掲げる広告に関するガイドラインに則った運用をしています。
まずは自分のクマを知る!治し方を決める10秒チェック

目のクマを効率よく解消するためには、まず「自分のクマがどの種類に当てはまるのか」を正しく見極めることが大切です。
クマの種類ごとに適したアプローチは全く異なるため、状態に合わないケアを続けると逆に悪化を招く恐れもあります。以下の早見表で目元の特徴をチェックし、最適な改善の方向性を確認してみましょう。
【目のクマ4種類の特徴と改善アプローチ早見表】
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| クマの種類 | 主な特徴・見分け方 | 必要な改善アプローチ |
|
青クマ (うっ血) |
・目尻を横に引っ張ると色が薄くなる ・冷え性や疲れが溜まっている時に目立つ |
滞った血流を促す血行促進 目元や全身を温める温活ケア |
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黒クマ (たるみ) |
・上を向いて鏡を見ると色が薄くなる ・目の下にふくらみや段差(影)がある |
目元の弾力を取り戻すハリ感アップ 土台となる眼輪筋へのアプローチ |
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茶クマ (色素沈着) |
・引っ張っても上を向いても見え方が変わらない ・目をこする癖やメイク残りが起きやすい |
メラニン生成を抑える美白ケア 徹底した摩擦レスなスキンケア |
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赤クマ (筋肉の透け) |
・目の下のふくらみに赤みが混じっている ・長時間のスマホやPC操作で目が疲れやすい |
目を休ませる眼精疲労ケア 血流の滞りを防ぐライフスタイルの改善 |
より正確に自分のクマを診断したい方へ
「複数の特徴に当てはまる気がする」「混合クマかもしれない」と感じる方は、それぞれの状態に合わせたケアを組み合わせる必要があります。
ご自身のクマの種類をさらに詳しくチェックしたい場合は、以下の専用記事をご活用ください。
自宅で実践!今日からできる目のクマ解消ライフスタイル

目のクマを改善するためには、特別なアイテムに頼る前に、まずは毎日のライフスタイルを見直すことが欠かせません。
血行不良や摩擦、眼輪筋の衰えといったクマを招く要因は、日々のちょっとした生活習慣の蓄積によって引き起こされるからです。
この章では、スキンケアや睡眠、メイクの工夫から目元のエクササイズまで、今日から自宅で手軽に始められる5つの解消アクションを詳しく解説していきます。
スキンケアとマッサージで目元の血行を促す
目元の皮膚は非常に薄いため、血流が滞る「うっ血 ( うっけつ ) 」状態になると、青黒い影が表面に透けて青クマが目立ってしまいます。
そこで、目元を直接温めて血流を促すホットタオルを、毎日のスキンケアの前に取り入れてみましょう。血行が良くなると、アイクリームなどの成分も肌になじみやすくなります。
- ホットタオルの準備
水で濡らし軽く絞ったタオルの電子レンジ加熱 - 目元の温熱ケア
適温のタオルをまぶたの上にのせて約3〜5分間のリラックス - マッサージ前の保湿
摩擦を防ぐための十分なアイクリームの塗布 - 攅竹 ( さんちく ) の刺激
眉頭の内側にあるくぼみの優しいプッシュ - 承泣 ( しょうきゅう ) の刺激
黒目の真下にある骨のふちの軽い圧迫
マッサージを行う際は、皮膚を強く引っ張ったりこすったりしないよう注意が必要です。
過度な摩擦はメラニンの生成を刺激し、茶クマという別の悩みを引き起こす原因となる恐れがあります。必ずクリーム等で指の滑りを良くし、眼球を圧迫しない程度の心地よい力加減で行うよう心がけましょう。
質の高い睡眠と栄養バランスの整った食事
慢性的な睡眠不足は自律神経の乱れを引き起こし、全身の血行不良を招く大きな要因となります。さらに、睡眠が不足すると肌のターンオーバーが遅れるため、茶クマの原因であるメラニン色素も蓄積されやすくなってしまいます。
このように睡眠が肌の回復を担う一方で、日々の食事はクマに負けない肌を作るための重要な材料となります。そのため、睡眠の質を高めると同時に、内側から目元を健やかに保つ以下の栄養素を積極的に取り入れていきましょう。
- 鉄分
レバーや赤身肉など血液の巡りをサポートする食材の摂取 - ビタミンA
緑黄色野菜など皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素 - ビタミンC
柑橘類などメラニンの生成を抑えコラーゲン生成を促す成分 - ビタミンE
アーモンドやアボカドなど血行を促す若返りのビタミン
食事や睡眠といった生活習慣の改善は、すぐに劇的な変化が現れるわけではありませんが、すべてのクマ対策に共通する大切な土台となります。
外側からのケアだけでなく、不規則な生活を見直す内側からのケアもしっかりと並行して行いましょう。
コンシーラーなどのメイクで目のクマをカバー
生活習慣の改善には時間がかかるため、「今すぐ目元の影を隠したい」という場面ではコンシーラーの活用が効果的です。
ただし、単一のカラーで全てを隠そうとすると不自然な厚塗りになってしまいます。ご自身のクマの色味を打ち消す「補色(反対色)」を選ぶことで、薄づきでも自然にカバーすることができます。
【クマの種類別・おすすめのコンシーラーカラー】
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| クマの種類 | 適したカラー | カバーのポイント・選び方 |
| 青クマ | オレンジ系 | 青色の補色であるオレンジで血色感をプラスして自然にカバー |
| 黒クマ | 明るいベージュ系 | 光を反射するパール入りを選びたるみの影を飛ばして明るく見せる |
| 茶クマ | イエロー系 | 肌なじみの良いイエローで色素沈着のくすみを打ち消す |
| 赤クマ | グリーン系 | 赤みを抑えるグリーン系のコントロールカラーやコンシーラーの活用 |
コンシーラーを塗布する際は、力の入りにくい薬指を使いましょう。横に引き伸ばさず、トントンと優しくスタンプを押すようになじませるのが、メイク時の摩擦を防ぐポイントです。
眼輪筋エクササイズで目元を鍛える
加齢や長時間のスマホ操作で目の周りの筋肉である「眼輪筋 ( がんりんきん ) 」が衰えると、眼窩脂肪 ( がんかしぼう ) を支えきれずにたるみが生じます。
これが影となって現れるのが黒クマです。一度できたたるみの解消には美容医療が必要ですが、毎日のエクササイズで筋肉を鍛えることで、進行を遅らせる効果が期待できます。
- まぶたのストレッチ
目をギュッと強く閉じて5秒間キープ - 眼輪筋の解放
パッと目を大きく見開き、そのまま5秒間キープ - 眼球の運動
顔を動かさず、目線だけを上下左右にゆっくり動かす - リラックス
力を抜いて自然なまばたきを数回繰り返す
エクササイズを行う際は、眉間や額にシワを寄せないよう注意してください。目の周りの筋肉だけを意識して動かすのが、効果的に眼輪筋を鍛えるコツです。
目のクマ専用のアイケアアイテムを活用する
目元の皮膚は顔の他の部分と比べて約3分の1程度の薄さしかなく、皮脂腺も少ないため、非常に水分が逃げやすく乾燥しやすいデリケートな部位です。この乾燥を放置すると肌のバリア機能が低下し、摩擦による色素沈着(茶クマ)や、たるみ(黒クマ)を急激に悪化させる引き金となります。
そのため、顔全体用のスキンケアだけでは保湿が不十分なケースが多く、より高保湿で有効成分が凝縮された「目元専用のアイケアアイテム」を取り入れるのがおすすめです。
- レチノール・ペプチド
肌の弾力をサポートし、黒クマの予防にアプローチする成分 - ビタミンC誘導体・トラネキサム酸
メラニンの生成を抑え、茶クマの改善をサポートする成分 - ナイアシンアミド
血行促進とコラーゲン生成を同時に助け、青クマや年齢肌に嬉しい成分
アイクリームなどの専用アイテムを使用する際は、化粧水や乳液で肌の土台を整えた後の仕上げとして取り入れてください。
成分を浸透させようと強くすり込むのは摩擦の原因となるため、適量を指に取り、ポンポンと優しく押し込むように塗布して目元を保護しましょう。
治りにくい40代・50代の目のクマの特徴と手軽な改善策
40代や50代を迎えると、加齢による肌の弾力低下や長年の摩擦ダメージの蓄積により、目のクマがより濃く、治りにくくなる傾向があります。
本章では、年齢とともに変化する大人世代の目元の特徴を紐解きながら、日々の生活に無理なく取り入れられる手軽なケア方法と、さらなる改善に向けたステップを解説します。
年齢とともに濃くなる40代・50代のクマの特徴
40代・50代の目元は、加齢に伴うさまざまな組織の変化が重なるため、若い頃よりもクマが濃く、複雑化しやすいという特徴があります。
最も大きな要因は、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの減少です。年齢とともに目元のハリが失われると同時に、眼窩脂肪 ( がんかしぼう ) を支える眼輪筋 ( がんりんきん ) が衰えるため、重力によって脂肪が前へと押し出されてたるみが生じます。これが深い影となって現れる「黒クマ」の正体であり、大人世代のクマ悩みの代表的な原因です。
さらに、長年のメイク落としや洗顔で蓄積した摩擦ダメージによる色素沈着(茶クマ)や、加齢による皮膚の菲薄化 ( ひはくか ) に伴って血管がより透けて見える状態(青クマ)などが同時に引き起こされるケースも少なくありません。
- 肌の弾力低下と筋力低下による深い黒クマ
- 長年の摩擦や紫外線ダメージが蓄積した茶クマ
- 皮膚が薄くなることでより透けやすくなった青クマ
- 複数の原因が複雑に絡み合った混合クマ
このように、40代・50代の目のクマは単一の原因ではなく、複数の種類が混ざり合った「混合クマ」になりやすいのが特徴です。
そのため、若い頃と同じような単一のスキンケアだけでは効果を感じにくく、年齢に合わせた複合的なアプローチが必要となります。
日々のルーティンに取り入れやすい手軽なケア方法
40代・50代は仕事や家庭で忙しく、手間や時間のかかる特別なケアを毎日続けるのは難しい世代でもあります。
複雑なステップを新しく増やすのではなく、毎日の「当たり前の習慣」を少しだけアップデートすることが、無理なくクマ対策を継続する最大のコツです。
とくに大人世代の目元は皮膚が薄くデリケートになっているため、日々の「摩擦ダメージの軽減」と、たるみを進行させないための「紫外線対策」を習慣化することが重要になります。
- クレンジングの摩擦レス化
こすらずメイクが落ちるバームやマイルドなオイルタイプへの変更 - 365日の徹底したUVケア
コラーゲンを破壊するUV-A波を防ぐ日焼け止めの習慣化 - スキンケアアイテムの底上げ
普段の化粧水や乳液をエイジングケアに特化した高保湿ラインへ切り替え - 就寝時のながら温活
貼るタイプのホットアイマスクを活用した睡眠中の血行促進
これらのケアは、複数の原因が絡み合う40代・50代の「混合クマ」の悪化を防ぐために非常におすすめなアプローチです。
新しく特別な時間を作らなくても、今の生活リズムの中で手軽にできることから少しずつ取り入れていきましょう。
セルフケアで限界を感じたら美容医療へのステップアップを
セルフケアや毎日の生活習慣の改善は、クマの予防や進行を遅らせるために非常に重要な土台となります。しかし、化粧品やマッサージによるアプローチにはどうしても限界があります。
とくに40代・50代に多い「眼窩脂肪 ( がんかしぼう ) の突出による深い黒クマ」や「長年の摩擦で真皮層まで達してしまった茶クマ」は、セルフケアのみで根本から改善することは極めて困難です。
「毎日ケアを頑張っているのに変化がない」「鏡を見るたびに気分が落ち込んでしまう」という場合は、美容医療へのステップアップを検討するタイミングかもしれません。
- 長期的なセルフケアでの停滞
数ヶ月アイクリームや温活を続けても変化を感じられない状態 - メイクでのカバーの限界
コンシーラーを重ねても隠しきれない深い影や段差がある状態 - 過度なマッサージによる悪化への懸念
早く治したい焦りから、つい目元を強くこすったり引っ張ったりしてしまう状態 - 見た目による心理的ストレス
疲れた印象や老け見えが気になり、鏡を見るのが苦痛になっている状態
美容医療では、たるみの原因となっている余分な脂肪を物理的に取り除いたり、レーザーで肌の奥のメラニンに直接アプローチしたりと、セルフケアでは届かない領域への専門的な治療が可能です。
限界を感じたときは一人で抱え込まず、専門的な治療を選択肢の一つとして考えてみましょう。次の章では、具体的な美容医療の治療法とその選び方について詳しく解説します。
美容医療による目のクマの治療法と選び方

セルフケアでは限界がある深い目のクマには、医療機器や外科的手法を用いて原因へ直接アプローチする美容医療が有効です。
ただし、クマの種類によって適した治療法は全く異なるため、自分の状態に最適な施術を見極めることが改善への第一歩となります。
本章では、それぞれのクマに対する具体的な治療の選択肢について詳しく解説していきます。
【青クマ・赤クマ治療】ヒアルロン酸注射などの注入治療
青クマや赤クマは、目元の皮膚が薄いことで、皮膚の下にある血管のうっ血や眼輪筋 ( がんりんきん ) が透けて見えてしまうことが主な要因です。
これらのクマに対しては、皮膚そのものに厚みを持たせ、肌質改善を促す「注入治療」が適しています。
- ヒアルロン酸注射
目元のくぼみが原因で影ができている場合に、ボリュームを補って段差をなめらかに整える治療 - スネコス注射
ヒアルロン酸とアミノ酸を特殊な比率で配合し、コラーゲンやエラスチンの生成を自然に促す治療 - PRP皮膚再生療法
自身の血液から抽出した多血小板血漿 ( たけっしょうばんけっしょう ) を注入し、組織の修復と再生をサポートする治療 - ベビーコラーゲン注射
ヒト由来のコラーゲンを注入し、目元の細かいシワの改善や自然なハリ感をもたらす治療 - ジャルプロ ヤングアイ
ヒアルロン酸・アミノ酸・ペプチド・抗酸化成分のバランス処方で、目元をトータルケアする治療
注入治療はメスを使わないため、外科的な手術と比べてダウンタイムが比較的短いというメリットがあります。
ただし、目元は非常に皮膚が薄くデリケートな部位です。注入量や層の深さを誤ると不自然なふくらみやしこりが出るリスクもあるため、解剖学的な知識と高い技術を持つ熟練の医師のもとで施術を受けることが大切です。
当院の青クマ施術を詳しく見る
青クマの治療法や施術内容について、さらに詳しくチェックしたい場合は、以下の専用記事をご活用ください。
【黒クマ治療】下眼瞼脱脂手術や脂肪注入
黒クマは、加齢や眼輪筋の衰えによって、目の下の「眼窩脂肪 ( がんかしぼう ) 」が前へと押し出され、そのふくらみが影となることで生じます。
骨格や脂肪のつき方によっては、20代などの若い世代でも目立つことがあるのが特徴です。物理的な段差による影が原因であるため、スキンケアなどでは改善が難しく、原因となる脂肪に直接アプローチする外科的治療が適しています。
- 下眼瞼脱脂手術 ( 経結膜アプローチなど )
まぶたの裏側などから余分な眼窩脂肪を取り除き、ふくらみと影を解消する治療 - 脂肪注入
太ももなどから採取したご自身の脂肪を目の下のくぼみに注入し、段差をなめらかに整える治療 - 脱脂術と脂肪注入の併用
ふくらみの除去とくぼみの補填を同時に行い、より自然で若々しい目元に仕上げる治療
下眼瞼脱脂手術の中でも、まぶたの裏側から脂肪を取り除く「経結膜脱脂術」は、皮膚の表面に傷跡が残らないため、ダウンタイムが比較的短いというメリットがあります。しかし、脂肪を取りすぎると逆に目元がくぼんでしまったり、たるんだ皮膚が余って小ジワが目立ってしまったりするリスクもあります。
そのため、適切な摘出量を見極め、必要に応じて脂肪注入を組み合わせて表面をなめらかに整えるなど、一人ひとりの骨格に合わせた緻密な治療計画が重要です。
【茶クマ治療】レーザートーニングやピコレーザー
茶クマは、目をこする摩擦やメイクの落とし残し、紫外線ダメージの蓄積によって、皮膚の内部に「メラニン色素」が沈着することで発生します。
この色素沈着が肌の奥深く(真皮層)まで達している場合、美白化粧品などの表面的なケアだけでは排出が追いつきません。そこで、特定の波長を持つレーザーを照射し、蓄積したメラニン色素を直接破壊して排出を促す治療が効果的です。
- レーザートーニング
低出力のレーザーを均一に照射し、少しずつメラニンを破壊して色ムラを改善する治療 - ピコレーザー
従来のレーザーよりも非常に短い時間(ピコ秒)で照射し、熱ダメージを抑えつつメラニンを細かく粉砕する治療 - IPL ( 光治療 )
マイルドな光エネルギーを顔全体に照射し、肌のターンオーバーを促しながら色素沈着を薄くする治療
レーザー治療は、1回の施術で劇的にクマが消えるわけではなく、肌への負担を抑えながら複数回繰り返すことで徐々にトーンアップを目指すのが一般的です。
また、施術後の肌は非常にデリケートになっており、わずかな摩擦や紫外線でも新たな色素沈着を起こしやすい状態になります。治療効果を最大限に引き出すためには、クリニックでの施術と並行して、自宅での徹底した保湿とUVケアが欠かせません。
目のクマを解消したい方は当院へご相談ください
目のクマは複数の種類が複雑に絡み合っているケースが多く、自己判断だけで最適なケアを見極めるのは非常に困難なお悩みの一つです。
当院では、一人ひとりの骨格や脂肪のつき方、肌質を熟練の医師が丁寧に診察し、お悩みやご予算に合わせた最適なアプローチをご提案しています。
長年のセルフケアで改善が見られずお悩みの方や、ご自身のクマの種類が分からず迷っている方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
お悩みや予算に合わせたオーダーメイドのクマ治療と料金表
当院では、黒クマの主な原因である眼窩脂肪を取り除く「下眼瞼脱脂手術」を中心に、切らない注入治療から外科的なアプローチまで、状態に合わせた豊富なメニューをご用意しています。
患者様のクマのタイプやダウンタイムの許容度を丁寧に診察したうえで、一人ひとりに最適な治療をご提案いたします。
【当院のクマ・目元の主な治療と料金】
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| 施術名 | 治療の特徴とおすすめの方 | 料金 ( 税込 ) |
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下眼瞼脱脂手術 ( 経結膜脱脂 ) |
【特徴】まぶた裏から余分な脂肪を除去し、座位確認で仕上がりを追求(※脂肪注入の費用込み) 【対象】脂肪のふくらみによる段差や影、青クマと黒クマが混在している方 |
通常:242,000円 モニター:198,000円 |
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下眼瞼のたるみ取り+脱脂 ( 経皮脱脂 ) |
【特徴】下まつ毛の際を切開し、脂肪の除去と余分な皮膚の切除を同時に行う治療 【対象】脂肪の突出だけでなく、皮膚のたるみも強く出ている方 |
396,000円 |
| 表ハムラ法 |
【特徴】余分な皮膚のたるみを切除しつつ、突出した脂肪をくぼみに移動させて平らに整える治療 【対象】重度の皮膚のたるみと強いくぼみが混在している方 |
498,000円 |
| 裏ハムラ法 |
【特徴】まぶたの裏側からアプローチし、脂肪をくぼみに移動させる治療(皮膚の切除なし) 【対象】皮膚のたるみは少なく、ふくらみとくぼみの段差が目立つ方 |
440,000円 |
| 脱脂後別日たるみ取り |
【特徴】脱脂手術の後に気になり始めた皮膚のたるみを、後日切除する追加治療 【対象】当院での脱脂手術から半年以内の方 |
165,000円 |
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ヒアルロン酸注射 ( アラガン社製など ) |
【特徴】へこみに注入し段差を改善。薄くなった皮膚を内側から持ち上げ自然に仕上げる治療 【対象】切開を避けたい方、目元の皮膚が薄く青クマやたるみが気になる方 |
1本:99,880円 ※手術後3ヶ月以内:79,200円 ※2本目以降割引あり |
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ジャルプロ ヤングアイ ( 目元特化ブースター ) |
【特徴】アミノ酸やペプチド等を配合し、デリケートで薄い皮膚にハリを与える治療 【対象】青クマや小ジワなど、目元のトータルケアをしたい方 |
1回:38,500円 4回:132,000円 |
| 他院修正手術 |
【特徴】他院でのクマ取り手術後の修正(ふくらみの残りやくぼみなど)に対応する治療 【対象】過去のクマ治療の仕上がりに満足できず修正を希望される方 |
経結膜脱脂:297,000円 たるみ取り+脱脂:451,000円 |
| その他オプション | 【特徴】各手術に組み合わせ可能な麻酔や追加施術、指名料などの各種オプション |
笑気麻酔:5,500円 ミッドチークリフト:220,000円 吉武院長指名料:33,000円 |
※2026年5月現在の価格です(最新情報は当院窓口にお問い合わせください)
当院でのクマ治療の症例写真と施術のポイント
当院では、お顔の構造を熟知した日本形成外科学会認定の形成外科専門医が、医学的根拠に基づき、患者様一人ひとりの不安に寄り添った丁寧な診察を行っております。
目元の皮膚や脂肪、筋肉といったデリケートな解剖学的構造を深く理解しているため、黒クマの本当の原因が脂肪の突出なのか、へこみなのか、あるいは皮膚のたるみなのかを的確に見極めることが可能です。
- 形成外科専門医の解剖学的知見に基づき、クマの種類を正確に見極める
- 患者様のご希望やダウンタイムの許容度に合わせて、適切な治療を選択する
- メスを使わないヒアルロン酸から脱脂手術まで、幅広い選択肢を用意する
- 治療のメリットだけでなく、リスクや明確な費用を事前にお伝えする
不必要な手術を無理に勧めることはせず、患者様の症状とご希望に合わせたアプローチをご提案いたします。
以下の症例写真では、当院の丁寧な診察と専門医ならではの緻密な施術によって引き出された、自然で若々しい目元の変化をご確認いただけます。
【症例写真:下眼瞼脱脂手術(切らないクマ取り)】

- 施術内容:下眼瞼脱脂手術 + 笑気麻酔
- 施術費用:247,500円(税込)
※内訳:下眼瞼脱脂手術 242,000円 + 笑気麻酔 5,500円 - 副作用・リスク:出血、疼痛、内出血、血腫、内反、膨らみの残存、ティアトラフ ( 目の下のくぼみ ) の顕在化など
こちらの症例は、眼窩脂肪のふくらみによって生じた黒クマに対し、まぶたの裏側から適切に脂肪を除去したケースです。
局所麻酔に加えて笑気麻酔を併用することで、施術中の痛みや不安を最小限に抑えています。解剖学を熟知した専門医が適切な量の脂肪を見極めて取り除くことで、不自然なへこみや取り残しのリスクを抑え、なめらかでスッキリとした目元へと導きます。
初診カウンセリングから施術完了までの流れ
当院では、初めて美容医療を受けられる方や手術に不安を抱えている方でもリラックスしてお過ごしいただけるよう、ご来院から術後のアフターケアまで一貫した丁寧なサポートを行っております。
- 医師によるクマの種類や状態の正確な診察と判断
- 治療の必要性をふまえた詳細なカウンセリングの実施
- 治療内容や明確な費用についてのご説明
- ご納得いただいたうえでの手術・施術のご予約
- 局所麻酔 (ご希望で笑気麻酔を追加可能) を用いた丁寧な施術
- 脱脂手術の場合は、終了前に座った状態で仕上がりを確認
- 術後の腫れや内出血を抑えるための数分間の患部冷却
- 冷却後にそのままスムーズにご帰宅
- 術後1ヶ月間はLINEでの無料相談に対応
- 少しでも気になる症状があった際はいつでも気軽に相談可能
要注意!目のクマを悪化させるNGな生活習慣

せっかくスキンケアや美容医療で目元のケアを頑張っていても、無意識のクセや日々の行動がクマを悪化させる原因になっているかもしれません。
目元の皮膚は非常に薄くデリケートなため、わずかなダメージや血行不良がダイレクトに「影」や「くすみ」として表面に現れてしまいます。
ここでは、気づかないうちについやってしまいがちなNG習慣をピックアップし、目元を守るための注意点について解説していきます。
無意識に目をこする摩擦の蓄積
目元の皮膚は非常に薄いため、少しの摩擦でも内部で炎症が起き、過剰なメラニンが生成されて「茶クマ」として定着してしまいます。
さらに、皮膚が引っ張られることで組織がダメージを受け、将来的なたるみ(黒クマ)の原因にもなるため注意が必要です。
- クレンジング
ゴシゴシと力強くアイメイクを落とす行為 - 洗顔後のタオル
水分を拭き取る際に強くこする動作 - かゆみへの対処
花粉や乾燥で無意識に目をこすってしまうクセ - スキンケア
クリームを浸透させようと強くすり込む動作
アイメイクは専用リムーバーで優しく落とすなど、徹底した「摩擦レス」を心がけましょう。またかゆみが強い場合は無理に我慢せず、医療機関で適切な治療を受けることも大切です。
長時間のスマホ・PC操作による眼精疲労
長時間のスマホやPC操作は、まばたきの回数を極端に減らし、目の周りの筋肉である「眼輪筋 ( がんりんきん ) 」を緊張させ続けます。
この緊張状態が続くと目元の血流が滞り、うっ血による「青クマ」や、筋肉の疲労による「赤クマ」を悪化させる大きな原因となります。また、眼輪筋の疲労や過緊張は、将来的なたるみ(黒クマ)を引き起こす引き金にもなります。
- 暗い部屋での操作
就寝前のベッドの中でのスマホ閲覧 - 長時間の連続使用
休憩を挟まずに画面を見続ける長時間のデスクワーク - 姿勢の乱れ
画面に顔を近づけすぎる猫背姿勢での操作
画面を見るときは意識的にまばたきを増やし、1時間に1回は遠くの景色を見て目を休ませるなど、こまめなリフレッシュを心がけましょう。
慢性的な睡眠不足と身体の冷え
睡眠不足や身体の冷えは、自律神経の乱れや毛細血管の収縮を引き起こし、全身の血行不良を招く大きな要因です。
血流が滞ると、目元の薄い皮膚から青黒い血液が透けて見えるようになり、「青クマ」や「赤クマ」がより濃く目立ってしまいます。また、睡眠不足は肌のターンオーバーを遅らせるため、メラニンが蓄積して「茶クマ」を悪化させる原因にもなります。
- 睡眠時間の不足
慢性的な夜更かしや不規則な生活リズム - 身体を冷やす食生活
冷たい飲み物や食べ物の過剰な摂取 - 入浴習慣の乱れ
湯船に浸からずシャワーだけで済ませる入浴
クマのない明るい目元を保つためには、十分な睡眠時間を確保することが基本です。それに加えて、温かい飲み物を選んだり、ゆっくり湯船に浸かったりして、全身の血流を促す「温活」を日々の生活に取り入れましょう。
塩分の摂りすぎによる顔のむくみ
塩分を過剰に摂取すると、体内の塩分濃度を薄めようとして水分を溜め込む働きが起き、顔や目元がむくみやすくなります。
むくみによって目の下が一時的にふくらむと、段差による影がより強調され「黒クマ」が濃く見えてしまいます。また、慢性的なむくみの繰り返しは、目元の薄い皮膚を伸ばしてしまい、将来的なたるみを進行させる原因にもなるため注意が必要です。
- 加工食品の多用
塩分が多く含まれるインスタント食品やスナック菓子の過剰摂取 - 味付けの濃い食事
頻繁な外食やラーメンのスープを最後まで飲み干す習慣 - カリウム不足
体内の塩分排出を助ける野菜や海藻類の摂取不足
むくみを防ぐためには日々の味付けを薄めにし、塩分の排出をサポートするカリウム(バナナやほうれん草など)を積極的に取り入れるよう心がけましょう。
目のクマの治し方に関するよくある質問
目のクマの改善を目指すにあたり、「美容医療にはどんなリスクや痛みがあるの?」「クマを隠す際はどうしたらいい?」など、さまざまな疑問や不安を抱える方は少なくありません。
この章では最後に、日々のカウンセリングでもよくいただく、目のクマの治し方に関する代表的なご質問にお答えしていきます。
ご自身に合ったケアや治療法を見つけるための参考にしてみてください。
Q1. 自力でのセルフケアでクマが改善するまでの期間は?
A. クマの種類によって異なりますが、一般的には「数ヶ月〜半年以上」の根気強い継続が必要です。
- 茶クマ ( 色素沈着 )
肌のターンオーバーに合わせて徐々にメラニンが排出されるため、美白ケアや摩擦レスな習慣を数ヶ月単位で続ける必要があります。 - 青クマ ( 血行不良 )
ホットアイマスクなどの温活や十分な睡眠を取り入れることで、比較的早く変化を感じやすいですが、根本的な体質改善には時間がかかります。 - 黒クマ ( たるみ・ふくらみ )
眼窩脂肪の突出といった物理的な構造が原因であるため、残念ながらセルフケアでの完全な改善や大幅な変化は見込めません。
数ヶ月間セルフケアを頑張っても変化が乏しい場合や、段差による黒クマにお悩みの場合は、美容クリニックでの専門的な診断と治療を検討することがおすすめです。
Q2. 美容医療によるクマ治療のダウンタイム期間は?
A.治療法によって大きく異なりますが、数日〜2週間程度が目安となります。
- ヒアルロン酸注射などの注入治療
ダウンタイムはほとんどありません。稀に軽い腫れや内出血が出ることがありますが、数日で自然に落ち着きます。 - 下眼瞼脱脂手術 ( まぶたの裏からのクマ取り )
腫れのピークは術後2〜3日で、数日〜1週間ほど内出血やむくみが続く場合があります。術後数日は涙に少し血が混じることがありますが、徐々に落ち着きます。 - 皮膚切除を伴う脱脂手術や表ハムラ法
抜糸(術後1週間程度)が必要になるため、大きな腫れや内出血が落ち着くまで1〜2週間程度のダウンタイムを見込んでおく必要があります。
大切なイベントなどの予定がある場合は、ダウンタイムの許容度に合わせて無理のないスケジュールや治療法を医師と相談して決めることが大切です。
Q3. クマをメイクで隠す際の注意点は?
A.クマの種類に合わせた色選びと、「こすらない・厚塗りしない」ことが重要です。
- 種類に合わせた色選び
青クマにはオレンジ系、茶クマにはイエロー系のコンシーラーが適しています。色が合っていないと、逆にグレーっぽくくすんで悪目立ちしてしまいます。 - 厚塗りの防止
隠そうとしてコンシーラーを厚塗りすると、時間が経って乾燥し、小ジワに入り込んでかえって老けた印象を与えてしまいます。 - 摩擦への配慮
塗る時やメイクオフの際に強くこすると、色素沈着(茶クマ)を悪化させる原因になります。優しくトントンとなじませるように塗り、オフする際も専用リムーバーを使いましょう。
なお、ふくらみやくぼみが原因の「黒クマ」は物理的な段差による影であるため、コンシーラーなどの色だけで完全に隠すことはできません。
メイクでのカバーに限界を感じた場合は、原因へ直接アプローチできる美容医療の活用をご検討ください。
目のクマは種類に合った正しい治し方で改善へ
目のクマは、顔全体の印象を大きく左右する深いお悩みです。
「疲れている?」「老けて見えるかも」と鏡を見るたびに落ち込んでしまう方も多いかもしれませんが、ご自身のクマの「種類」と「原因」を正しく見極め、適切なアプローチを選択することが、改善への一番の近道となります。
- 青クマ・茶クマ・黒クマなど、自分の種類に合わせた的確なケアを選択する
- 日々の摩擦レスな習慣、徹底したUVケア、質の高い睡眠を心がける
- 無意識のNG習慣(目をこする・長時間のスマホ・塩分の摂りすぎ)を見直す
- セルフケアで限界を感じる深いクマには美容医療が有効
とくに年齢とともに複数の原因が絡み合う大人世代のクマは、自己判断でのケアが難しいケースも少なくありません。
「自分のクマの種類がわからない」「いろいろ試したけれど効果がない」という場合は、一人で抱え込まずにぜひ一度、当院のカウンセリングへご相談ください。
◆参考文献
・厚生労働省:美容医療に関する取扱いについて
・厚生労働省:美容医療診療指針(分担研究報告書)
・国民生活センター:美容医療サービスに関する注意喚起
・日本形成外科学会:形成外科診療ガイドライン2021年版
・日本皮膚科学会:美容医療診療指針
・日本美容外科学会会報(JSAPS):美容医療診療指針(令和3年度改訂版)
・一般社団法人 日本美容外科学会(JSAPS):美容医療をオンライン診療で行うクリニックのトラブル
・森・濱田松本法律事務所:医療法ニュースレター(2025年版)




