目の下のクマは年齢を感じさせやすく、第一印象にも関わるため、実は気になっているという男性も少なくないかもしれません。

今回は、男性の目の下にできるクマの原因や改善方法をご説明します。

 

男性のクマができる原因と種類

人間の皮膚の色は、主にメラニン、カロチン、酸化ヘモグロビン、還元ヘモグロビンの4種類の色素が関わっていると考えられています。

中でもメラニンは重要とされ、量や深さによって皮膚の色に影響することが知られています。

目の下にできるクマは、主に以下のような青クマ、茶クマ、黒クマの3種類があります。

 

青クマ

青クマは、目の下が青黒く見えることが特徴です。

目頭周辺の血行不良が起きた場合、還元ヘモグロビンという暗赤青色の血液が増えるとされるため、目の下が青黒く見えるといわれています。

多忙による睡眠不足や長時間のデスクワークなどが原因のひとつと考えられます。

 

茶クマ

茶クマは、目元の血行不良に加えてメラニンによる色素沈着が原因とされています。

屋外で強い紫外線を浴びる、または長時間にわたって紫外線を浴び続けた場合、メラノサイトという色素細胞が増加し、メラニンの生成が活発になるといわれています。

通常、メラニンは約28日周期のターンオーバーで垢として剥がれ落ちるとされますが、なんらかの原因でターンオーバーのサイクルが乱れ、メラニンが蓄積した場合に皮膚の色素沈着が進行すると考えられています。

 

黒クマ

加齢により目元の筋力が低下し、目の下にある眼窩脂肪の前方への突出、肌のハリの低下などによって、たるみがみられるようになると考えられています。

目の下の皮膚がたるんだ場合、影となって黒っぽく見えるようになるとされています。

男性は女性と比較して化粧品などであまりケアをしない傾向にあるため、肌の老化が早いといわれています。

 

青クマの改善方法

青クマの対策として、以下のようなものが考えられます。

 

保温

血流改善のためには、ホットタオルなどで目元を保温することが効果的とされています。

栄養バランスの偏った食事や運動不足、睡眠不足なども血行不良を招くとされるため、生活習慣の改善も心がけましょう。

 

マッサージ

体の気になる部位をマッサージすることにより、血流が改善されるといわれています。

目元をマッサージする場合はクリームなどを塗布して皮膚への負担を少なくし、優しく慎重に行いましょう。

 

茶クマの改善方法

茶クマの対策として、以下のようなものが考えられます。

 

保湿、美白、UV対策

茶クマは血行不良に加え、メラニンの増加が原因とされています。

そのため、できるだけ日焼け止めを使用するなど紫外線対策をしっかり行い、保湿や美白に効果的とされる化粧品や美白効果のあるビタミンCやLシステインやグルタチオンなどの飲み薬がおすすめです。

メラニンの生成を抑えるされるビタミンC誘導体を含んでいるものも存在します。

 

皮膚への刺激に注意

人間の皮膚は部位ごとに厚さが異なりますが、平均2mm程度とされています。

目元の皮膚は他の部位と比較して非常に薄く、0.5~0.6mm程度とされているため、刺激の影響を受けやすいと考えられます。

普段から目をこすりやすい場合、目元の負担となりやすいので、擦らないように注意しましょう。

 

黒クマの改善方法

黒クマの対策として、以下のようなものが考えられます。

 

眼輪筋のトレーニング

目元の筋肉である眼輪筋を鍛えることによって、むくみの解消につながり、黒クマの改善が期待できます。

下まぶたは下方へ、目尻は顔の外側へ、上まぶたは上方へ、一ヵ所ずつ引っ張りながら目を閉じる方法などがあります。

眼輪筋トレーニングにはさまざまな方法があり、過剰なトレーニングや間違った方法は、しわなどの原因となることがあるため、医師に相談の上で行なってください。

 

スキンケア

黒クマは、目の下の保湿や、たるみ専用の美容液などで日頃からケアすることが大切です。

血行を促進するとされるナイアシンアミドや、ビタミンC誘導体などが含まれている化粧品、また男性用のアイクリームやコンシーラーも存在します。

 

施術

たるみの原因となっている脂肪や皮膚に直接アプローチする手術による改善方法です。

ダウンタイムが短く、お勧めの改善方法です。

 

施術

当院の治療方法は、以下のように2種類あります。

 

脱脂

まぶたの裏側から切開して眼窩脂肪を取り除き、皮膚のたるみやクマなどを改善する治療が経結膜脱脂法です。

局所麻酔を追加投与しながら手術を行いますが、目の奥が押されているような感覚を伴います。

出血があれば電気メスで止血をするため、内出血を最小限に抑えられることが特徴です。

仰向けの状態で適度な量の眼窩脂肪を取り除いた後は、座った状態で表情を確認し、取り除いた眼窩脂肪が適度な量であった場合は手術終了となります。

凹みが強い場合、もしくはご希望の場合のみ、この後に脂肪注入を行います。

 

脱脂手術と下まぶたのたるみ取り

経結膜脱脂法で眼窩脂肪を取り除いた場合、眼窩脂肪を収めていた部分の皮膚が余るため、たるみやしわが悪化することがあります。

そこで当院では、まぶたの表側から眼窩脂肪を取り除いたうえで、余っている皮膚を除去する治療法も行っています。

下まぶたの表面の縁から3〜5mmほど下方を目尻に向けて「への字」に切開し、止血しながら余分な脂肪を取り除きます。

シワの増加の原因とされる皮膚を慎重に除去し、皮膚を縫合したら手術終了となります。

脱脂手術による副作用や注意点には、主に以下のようなものが挙げられます。

症状の現れ方や程度には、個人差があります。

 

腫れ

翌日~1週間程度、腫れることがあります。

むくみやすい方は腫れやすいですが、全く腫れない方もいらっしゃいます。

 

内出血

経結膜脱脂法による内出血は約1割の方にみられます。

施術中の麻酔の際、表面からはわからないような血管に麻酔の注射針が当たると内出血を引き起こすことがあります。

その場合、通常は約2週間で黄色くなり目立たなくなります。

脱脂手術と下まぶたのたるみ取りを行った場合にも内出血は起こり、通常は2週間程度で黄色くなり目立たなくなります。

 

疼痛

施術から1~2週間程度は、目を動かしたとき、違和感のような痛みが続くことがあります。

また手術した部位は、1日月ほど触ると痛みを感じることがあります。

 

出血

約1週間にわたって涙のように少しずつ出血することや、鼻から出血することがあります。

また約1週間は一度にまとまって出血する可能性があるため、寝具はタオルなどを敷いておきましょう。

 

血腫

手術部位に血が溜まり、塊のように感じることがあります。大きさによって期間は異なりますが、通常は数ヶ月かけて体内に少しずつ吸収されていきます。

大きい場合は再度傷口を開けて血腫を除去します。

 

異物感

脂肪注入をした場合、異物感が続くことがあります。

 

抜糸

経結膜脱脂法の場合は縫合しないため、抜糸の必要はありません。

一方、脱脂手術と下まぶたのたるみ取りを行った場合は、まぶたの表側を縫合するため、約1週間で抜糸が必要です。

 

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸はもともと体内にある物質で、コラーゲン組織を保持するはたらきがあり、肌の水分量や柔軟性などを保っています。

細い注射針で皮下に注入し、しわやたるみを改善します。気になる部位に直接ヒアルロン酸を注入することで、肌を内側から持ち上げ、ナチュラルな仕上がりを演出できることが特徴です。

また切開せずに目元の印象を変えることが可能とされるため、メスを入れることに抵抗がある方に適しています。

ただしヒアルロン酸が透けて目の下が青みがかってみえること(チンダル現象)があるため、目元用のチンダル現象が起きないヒアルロン酸を選ぶ必要があります。

またヒアルロン酸が吸収されて目元がもとの状態に戻ります。

 

こたろクリニックではヒアルロン酸を注入する部位や深さ、量などを患者さんの肌の状態によって調整し、よりナチュラルな仕上がりになることを心がけています。

主な副作用として、内出血、左右差、異物感、アレルギー反応による腫脹などが考えられます。

洗顔や入浴は当日から、運動や飲酒は翌日から可能です。

 

施術料金

経結膜脱脂195,800円(税込)
下まぶたのたるみ取り+脱脂257,400円(税込)
笑気麻酔5,500円(税込)
院長手術料33,000円(税込)
春野先生指名料22,000円(税込)
まりこ先生指名料22,000円(税込)
新海先生指名料16,500円(税込)
川口先生指名料11,000円(税込)

ヒアルロン酸注入

アラガン社 ボルベラ 1本 99,880円(税込)

 

当院では男性の目の下のクマを改善するため、経結膜脱脂法やヒアルロン酸注射を行っています。

患者さん一人ひとりの状態やご希望に応じて治療を進めていきます。

気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

 

(こたろクリニック院長 :吉武 光太郎 監修)

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こたろクリニック