肩こりには肩ボトックス

 

「デスクワークで肩こりがひどく、肩が重いような感じがする」「マッサージを受けてもすぐに肩が凝る」という方は、身体的、精神的に辛い毎日を送っているかもしれません。

肩こりは整体などで施術を受けるほか、ボトックス注射で改善が見込めます。今回は、肩こりの原因やボトックス注射の効果、注意点などをご説明します。

 

肩こりの原因

肩こりは正式な病名ではなく、首や肩、背中にかけて起きる症状の総称とされています。厚生労働省の平成19年の国民生活基礎調査によると、肩こりは女性が申告する自覚症状の第1位、男性では第2位に挙がっています。

日常的に悩まされることの多い肩こりは、頚椎椎間板ヘルニアなどの病気により生じるもの、うつ病や心身症など心因性のもの、運動不足やストレス、加齢や不良姿勢など、基礎疾患が見つからないものの大きく3つにわけられます。

そのうち、基礎疾患が見つからずに肩こりの症状が現れる場合が大半を占めるとされ、特に僧帽筋という筋肉が凝り固まることで起きるといわれています。

僧帽筋は首や肩、肩甲骨まわりを広く覆い、首や肩関節の動きをサポートし、肩甲骨の安定性に関わっているとされています。また運動不足による筋力低下や、不良姿勢が続いたことによる筋肉の緊張状態などにより、緊張型頭痛がみられることもあります。

 

こんなお悩みがある方におすすめ

肩こりボトックスは、主に以下のようなお悩みがある方に適しています。

  • 長年、ひどい肩こりに悩んでいる
  • デスクワークで肩が重く、辛い痛みが続いている
  • マッサージを受けているが、あまりよくならない
  • 日常的に痛み止めや湿布を使用している
  • 首から肩にかけてのラインを綺麗に出したい

肩こりボトックスとは

肩こりのボトックス治療はボツリヌス菌が産生するボツリヌストキシンを患部へ注入し、筋肉の緊張を緩め、肩こりを解消させるための治療法です。

ボトックス治療は、多汗症、目尻のシワや食いしばり解消などによる使用が多いとされますが、肩こり改善のためにも効果的といわれています。肩こりボトックスは、主に僧帽筋にボトックス注射をすることによって症状の改善が見込めます。

 

ボトックス治療の効果

ボトックス治療による効果は個人差があり、ボツリヌストキシンを注入する部位や薬剤の量によっても影響を受けるといわれています。

ボトックス注射による治療は対症療法で即効性はなく、通常、治療後3~4ヵ月で効果が薄れてくると考えられています。

 

ボトックス治療の副作用と注意点

主な副作用として、注射部位の痛み、炎症や腫れ、頭痛や内出血などがみられることがあります。

気になる症状がある場合、必ず医師へ相談しましょう。またボトックス治療後の注意点として、主に以下のようなものが考えられます。

  • 治療後は1週間ほど、患部のマッサージは控えてください。
  • 施術当日から入浴は可能ですが、過度の長湯、運動などは避けましょう。
  • 男性はボトックス治療中、および最終投与後少なくとも3ヵ月は避妊が必要とされています。
  • 女性はボトックス治療中、および最終投与後2回の月経まで避妊が必要とされています。

ボトックス治療の適用外の方

以下に当てはまる方は、ボトックス治療の適用外とされています。該当する方は、治療前に必ず医師へ相談しましょう。

  • 他のボツリヌス毒素製剤で治療中の方
  • ボツリヌス注射の成分に対し、アレルギーなどの既往歴がある方
  • 妊婦または妊娠している可能性のある方、および授乳中の方
  • 妊娠する可能性のある方
  • 全身性の神経筋接合部の障害をもつ方(重症筋無力症、ランバード・イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症など)
  • 使用中の薬剤がある方(抗生物質、精神安定剤など)

施術料金

当院での施術料金は、以下の通りです。医師による無料カウンセリングを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

イノトックス 38,800円
ボトックスビスタ 39,800円

京王線「笹塚」駅すぐ 笹塚駅前こたろ形成皮ふ科クリニック 


※イノトックスは、韓国で2013年に承認された液体のボトックス製剤です。日本では未承認医薬品のため、当院医師の判断の下、海外の医薬品専門業者から直接入手しています。

主な副作用として、内出血や注射部位の腫れや赤み、頭痛、吐き気などを生じる場合があります。

ボトックス治療において国内で承認されている製剤は、アラガン社のボトックスビスタです。ボトックスビスタの承認条件としては、主に以下のようなものがあります。

・医薬品リスク管理計画を策定のうえ、適切に実施する
・ボトックスビスタの講習を受け、安全性や有効性を十分に理解し、知識や経験豊富な医師からのみ施術を受けられるようにする
・使用後は廃棄が安全に行われるように、所要の処置を講じ、廃棄についての記録を保管する なお、医学的な知見のない、個人輸入等に関しては推奨しておりません。