
「しっかり寝ているのに、目の下のクマが消えない」
「急にクマが濃くなって、内臓の病気ではないかと不安」
目の下のクマにお悩みの方の中には、このような疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、目の下のクマは単なる寝不足だけでなく、加齢による構造の変化や色素沈着など、様々な要因が複雑に絡み合って生じます。
本記事では、目の下のクマの種類の見分け方や疲労やストレスなどの原因、そして手軽なセルフケアから美容医療による根本治療までを詳しく解説します。
ご自身のクマの正体を正しく知り、適切なケアを選ぶための知識としてお役立てください。
- 1 あなたの目の下のクマの正体は?3つの種類と簡単な見分け方
- 引っ張って薄くなるなら「青クマ」
- 引っ張っても色が変わらないなら「茶クマ」
- 上を向いて消えるなら「黒クマ (影クマ) 」
- 2 【種類別】目の下のクマができる原因とは?
- 青クマの原因 (血行不良・眼精疲労)
- 茶クマの原因 (摩擦・色素沈着)
- 黒クマの原因 (加齢によるたるみ・眼窩脂肪の突出)
- 3 内臓が悪い?急に目の下にクマができた原因と注意すべきサイン
- 肝臓や腎臓の不調がクマとして現れるケース
- 病院を受診すべき危険なクマの見分け方
- 4 目の下のクマの適切なケア方法【セルフケア編】
- 青クマのケア方法:簡単マッサージと温めケア
- 茶クマのケア方法:美白クリームと摩擦レスなスキンケア
- 黒クマのケア方法:アイクリームと眼輪筋トレーニング
- クマを悪化させない!日々の生活習慣で気をつけるポイント
- 5 セルフケアで治らない!40代・50代のたるみ黒クマは自力で消せる?
- 40代・50代の目の下のたるみ (クマ) の原因
- セルフケアでは限界?しつこいクマには美容医療という選択肢も!
- 6 形成外科専門医が解説!本気でクマを消すなら脱脂手術
- 切らないクマ取り「経結膜脱脂手術」とは
- ハムラ法 (表ハムラ・裏ハムラ) との違い
- 脱脂手術の副作用・リスク
- 7 目の下のクマの根本改善を目指すなら当院 (こたろクリニック) へ
- 当院のクマ取り治療 (脱脂手術) が選ばれる理由
- カウンセリングからアフターケアまでの流れ
- 担当医師紹介
- 当院で提供するクマ取りや脱脂手術
- 8 目の下のクマに関するよくある質問 (Q&A)
- Q1. 目の下のクマを即効で消す方法は?
- Q2. 目の下のクマに効く市販のクリームの選び方は?
- Q3. 40代・50代の目の下のたるみ (黒クマ) は自力で治せる?
- Q4. クマ取り (脱脂手術) で後悔することはある?
- Q5. 目の下のクマを治すマッサージは逆効果になる?
- Q6. 若いのに黒クマがあるのはなぜ?
- Q7. 目の下のクマの原因となる内臓疾患とは?
- 9 まとめ|クマの原因を知り、適切なアプローチで明るい目元へ

監修者
新美 雄大
形成外科医
日本形成外科学会認定の形成外科専門医。形成外科専門医ならではの深い知識と繊細な技術力で、傷跡や仕上がりの美しさにこだわった治療を提供しています。シミ取りやクマ取りなどの美容医療においても、先進のレーザー機器などを活用し、患者様一人ひとりのお肌の状態に合わせた最適なアプローチをご提案しています。
【資格】
医学博士、日本形成外科学会認定 形成外科専門医、日本熱傷学会認定 熱傷専門医
【所属】日本形成外科学会、日本美容外科学会、日本熱傷学会、日本創傷外科学会、日本手外科学会
※この記事は、消費者庁や国民生活センター・厚生労働省の発信する情報を基に、作成しています。
※「総額表示」の義務付けに則り、税込価格にてご紹介しています。
※本記事で紹介している施術は保険が適用されず、自費診療です。
※厚生労働省が掲げる広告に関するガイドラインに則った運用をしています。
あなたの目の下のクマの正体は?3つの種類と簡単な見分け方

目の下のクマを効果的に改善するためには、まずご自身のクマがどの種類に当てはまるのかを正確に把握することが重要です。
目の下のクマは、主に3つの種類に分けられ、それぞれ発生するメカニズムが全く異なります。
鏡を見ながら、以下の簡単な見分け方を参考にチェックしてみましょう。
引っ張って薄くなるなら「青クマ」
目の下を軽く引っ張った際、クマの色が薄くなるようであれば青クマの可能性が高いと言えます。
目の周りの皮膚は非常に薄いため、血流が滞ると酸素不足で黒ずんだ血液が皮膚から透けて、青黒く見えてしまいます。
青クマは主に血行不良が原因であるため、生活習慣の見直しや温めケアが改善の第一歩となります。
引っ張っても色が変わらないなら「茶クマ」
目の下の皮膚を引っ張ったり、顔の角度を変えたりしても色味が変わらない場合は茶クマに分類されます。
これは皮膚そのものにメラニン色素が沈着し、シミのように茶色くくすんでしまっている状態です。
茶クマは皮膚の表面に起きた色素沈着であるため、摩擦を避けて美白ケアを根気よく続けることが求められます。
上を向いて消えるなら「黒クマ (影クマ) 」
手鏡を持ったまま顔を上に向けて、クマの色が薄くなったり消えたりする場合は黒クマと考えられます。
40代から50代にかけて特に多く見られ、加齢に伴う皮膚のたるみや、目の下の脂肪が前方に突出することで生じる物理的な 「影」 が黒クマの正体です。
色ではなく構造的な凹凸が原因であるため、セルフケアのみでの完全な改善は難しく、根本的な解決には美容医療によるアプローチが有効なケースが多くなります。
目の下を軽く引っ張ったときに赤みが強調される場合は、毛細血管の拡張や筋肉の赤みが透けて見える赤クマの可能性があります。
赤クマは放置すると青クマや黒クマに進行してしまうこともあるため、早めのケアが大切です。
【種類別】目の下のクマができる原因とは?
目の下のクマは、種類によって発生するメカニズムが全く異なります。
ご自身のクマの根本的な原因を知ることで、日々の生活で気をつけるべきポイントや、本当に必要なアプローチが見えてきます。
まずは、3つのクマの主な原因と引き金となる生活習慣を以下の表で確認してみましょう。
⇨横スクロールできます
青クマの原因 (血行不良・眼精疲労)
目の下が青黒く見える青クマの最大の原因は、目元の血行不良です。
人間の顔の皮膚は平均して2mm程度の厚さがありますが、目の周りの皮膚は非常に薄く、およそ0.6mm程度しかありません。
長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用によって目を酷使すると、眼精疲労が蓄積し、目の周りの血流が滞ってしまいます。
血流が悪化すると、血液中の酸素が不足して黒ずんだ色 (還元ヘモグロビン) に変化し、それが極めて薄い皮膚から透けて見えることで青黒いクマとして現れるのです。
また、目元だけでなく、日々のストレスや睡眠不足、体の冷えといった全身の血行不良も青クマを悪化させる大きな要因となります。
茶クマの原因 (摩擦・色素沈着)
目の下が茶色くくすんで見える茶クマは、シミと同じメラニン色素の沈着が主な原因です。
前述の通り目元の皮膚は極めてデリケートなため、わずかな刺激でもダメージを受けやすく、肌を守るための防御反応としてメラニン色素が過剰に生成されます。
毎日の洗顔やクレンジングの際に汚れを落とそうと強くこすってしまったり、花粉症などのアレルギーで無意識に目をこすったりする習慣が、色素沈着を引き起こす大きな原因です。
さらに、屋外で紫外線を浴び続けることもメラノサイト (色素細胞) を刺激するため、日頃の紫外線対策の不足も茶クマを定着させてしまう要因となります。
黒クマの原因 (加齢によるたるみ・眼窩脂肪の突出)
黒クマは、目の下にできたふくらみと凹みによって生じる物理的な 「影」 が原因です。
眼球の周りには眼窩脂肪 (がんかしぼう) と呼ばれるクッションのような脂肪があり、通常は眼窩隔膜という膜やロックウッド靭帯、眼輪筋などの組織によって支えられています。
しかし、加齢によってこれらの靭帯や筋肉が徐々に緩むと、眼球が下がり、押し出される形で眼窩脂肪が前方へ突出してしまいます。
このせり出した脂肪が目袋と呼ばれるふくらみを作り、その下に影ができることで黒クマとして目立つようになるのです。
また、加齢や乾燥によるコラーゲンの減少で皮膚のハリが失われることも、たるみや影をさらに強調させてしまう要因となります。
※若い方でも生まれつき脂肪の量が多い場合はふくらみや影の原因となることがあります
内臓が悪い?急に目の下にクマができた原因と注意すべきサイン

睡眠時間をしっかりと確保し、スキンケアにも気をつけているにもかかわらず、急に目の下のクマが濃くなったと感じることはないでしょうか。
そのような場合、単なる表面的な疲労や加齢ではなく、体の中のサインとして内臓の不調が目の下に現れている可能性があります。
ここでは、内臓の機能低下がクマとして現れるメカニズムと、医療機関の受診を検討すべき危険なサインについて解説します。
肝臓や腎臓の不調がクマとして現れるケース
東洋医学において 「肝は目に開竅 (かいきょう) する」 と言われるように、昔から目元の状態と肝臓の働きは密接に関連していると考えられてきました。
西洋医学的な観点から見ても、肝臓は血液中の老廃物を解毒し、綺麗に保つ重要な役割を担っています。
そのため、肝機能が低下して全身の血流や代謝が悪化すると、血疲労感とともに目元の血行も滞りやすくなり、結果として青クマが目立つことがあります。
また、水分代謝を担う腎臓の働きが弱まると顔全体にむくみが生じやすく、目元の皮膚が腫れぼったくなることで、黒クマ (影クマ) の凹凸をより強調させてしまうのです。
- 連日の過度なアルコール摂取や喫煙
- 脂質や糖質に偏った乱れた食生活
- 慢性的な睡眠不足と過酷な労働環境
- 精神的な強いストレスの持続
こうした習慣に心当たりがある場合、マッサージやアイクリームなど外側からのアプローチだけではクマの改善は見込めません。
まずは内臓を休ませるために、根本的な生活習慣の見直しから始めることが不可欠です。
病院を受診すべき危険なクマの見分け方
美容上の問題である一般的なクマとは異なり、内臓の疾患が背後に隠れている場合、自己判断で放置すると病気の進行を招く恐れがあります。
「最近急にクマがひどくなった」という状態に加えて、全身に別の不調が現れている場合は、体がSOSを出している証拠です。
- クマだけでなく白目や皮膚全体が黄色みがかる状態
- 休息しても回復しない強い倦怠感やだるさ
- 食欲不振や吐き気などの消化器症状
- 足や顔全体に数日以上続くひどいむくみ
- 尿の色が異常に濃い、または白っぽくなる変化
特に、白目が黄色くなる症状 (黄疸) が見られたり、クマそのものが黄色やどす黒い色に変色したりしている場合は、肝臓や胆のうの病気が強く疑われます。
たかが目の下のクマと軽視せず、上記のような急激な変化や体調不良を伴う場合は、速やかに内科やかかりつけの医療機関で適切な検査を受けるようにしてください。
目の下のクマの適切なケア方法【セルフケア編】

目の下のクマは、原因に合わせた適切なセルフケアを行うことで、ご自宅でも改善を目指すことが可能です。
ここでは、クマの種類別に今日から始められる簡単なケア方法と、悪化を防ぐための生活習慣のポイントを解説します。
青クマのケア方法:簡単マッサージと温めケア
青クマの主な原因は血行不良であるため、目元を優しく温めて血流を促すことが最も効果的です。
ホットタオルや市販の温感アイマスクを利用して、目元をじんわりと温めましょう。
さらに、目元周辺のツボを軽く押すマッサージを組み合わせることで、滞った血流をよりスムーズに流すことができます。
- 温めたホットタオルをまぶたの上に約3分間乗せる保温
- アイクリームを塗り、皮膚への摩擦を減らす状態の準備
- 目頭と鼻の付け根の間にあるくぼみの優しい指圧
- 黒目の真下にある骨のふちを指の腹で軽く押さえるケア
マッサージを行う際は、皮膚をこすらずに 「ツボを優しく押し込む」 イメージで行うことが大切です。
力が強すぎると、摩擦によって茶クマの原因になるため十分に注意してください。
茶クマのケア方法:美白クリームと摩擦レスなスキンケア
茶クマはメラニン色素の沈着が原因であるため、シミ対策と同様の美白ケアと摩擦レスな生活を心がけることが重要です。
日々のスキンケアでは、メラニンの生成を抑える有効成分が配合された化粧品を取り入れましょう。
特に、トラネキサム酸やビタミンC誘導体、アルブチンなどの美白有効成分が含まれたアイクリームや美容液の使用がおすすめです。
- クレンジングの際はたっぷりの泡やジェルでこすらずに汚れを浮かせる工夫
- 洗顔後のタオルドライはゴシゴシ拭かず、優しく水分を吸い取る動作
- 季節を問わず、目元までしっかりと行う紫外線 (UV) 対策
皮膚の薄い目元は、わずかな刺激でも色素沈着を起こしやすくなります。
花粉症などで無意識に目をこすってしまう方は、早めにアレルギーの治療を行うことも茶クマ改善の近道となります。
黒クマのケア方法:アイクリームと眼輪筋トレーニング
黒クマは目の下のたるみやふくらみによる影が原因であるため、目元にハリを与える保湿ケアと、筋肉の衰えを防ぐトレーニングが有効です。
ヒアルロン酸やセラミド、ナイアシンアミドなどが配合された保湿力の高いアイクリームで、乾燥によるたるみの進行を防ぎましょう。
また、眼窩脂肪を支える眼輪筋を鍛えることで、ふくらみの悪化を和らげることが期待できます。
- まぶたに力を入れながらゆっくりと目を細める動作
- 片目ずつ交互にウインクを繰り返す運動
- 眉毛を上げずに目の周りの筋肉だけを動かす意識
ただし、過度なトレーニングや間違ったマッサージは、皮膚が伸びてかえってシワやたるみを悪化させるリスクがあります。
やりすぎには十分注意し、無理のない範囲で継続してください。
クマを悪化させない!日々の生活習慣で気をつけるポイント
クマの種類にかかわらず、目元の状態は日々の生活習慣と密接に結びついています。
外側からのスキンケアだけでなく、体の内側からもクマができにくい環境を整えることが大切です。
睡眠不足や目の酷使は血行不良を招き、栄養の偏りは肌のターンオーバーを乱す原因となります。
- 1日7〜8時間程度の良質で十分な睡眠時間
- パソコンやスマホの長時間の使用を控え、定期的に目を休める
- 血流を促す鉄分や鉄の吸収を高めるビタミンCを積極的に摂取
- ウォーキングなど全身の血流を良くする適度な運動をする
牛肉やレバーなどの鉄分と一緒に、レモンや柑橘類などのビタミンCを摂ることで吸収率がアップします。
まずは毎日の食事や睡眠など、無理なくできることから少しずつ改善していきましょう。
セルフケアで治らない!40代・50代のたるみ黒クマは自力で消せる?
40代以降になると、これまで試してきたアイクリームやマッサージが通用しなくなったと感じる方が急増します。
これは、単なる血行不良や着色といった表面的な問題から、顔の深部で起きる「構造的な変化」へとクマの本質が移行しているためです。
若いうちは目立たなかった段差が、なぜこの年代から急激に悪化して自力での改善を難しくさせるのかを解説します。
40代・50代の目の下のたるみ (クマ) の原因

多くの女性が目元の変化を痛感し始めるのは40代前半と言われています。
この年代になると、皮膚の表面的な乾燥や疲れだけでなく、眼球を支える支持組織や筋肉に不可逆的な変化が生じ、目元の立体構造が崩れ始めます。
- 支持組織 (ロックウッド靭帯等) の緩み
- 眼球を正しい位置に吊り下げている靭帯が加齢とともに緩み、眼球がわずかに下方へ沈み込む
- 眼窩脂肪の突出
- 沈み込んだ眼球に押し出される形で、眼球周辺を囲む眼窩脂肪が前方にせり出し、目袋と呼ばれるふくらみを形成する
- 皮膚と筋肉 (眼輪筋) の弾力低下
- 脂肪を押し止める堤防の役割を果たす眼輪筋が衰え、さらに皮膚のコラーゲンが減少することで、ふくらみを支えきれなくなる
これらの変化が組み合わさることで、目の下に段差が生じ、それが「影」となって黒く見えるようになります。
つまり、黒クマの正体は色ではなく「立体的な凹凸」であり、単なる睡眠不足の解消だけでは元に戻ることはありません。
セルフケアでは限界?しつこいクマには美容医療という選択肢も!

青クマや茶クマであれば、血行促進や美白ケアによってある程度の改善が期待できます。しかし、眼窩脂肪の突出が原因である黒クマに関しては、自力でのケアに明確な限界が存在します。
▼セルフケアと美容医療のアプローチの違い
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| セルフケア (アイクリーム・マッサージ等) |
美容医療 (脱脂手術・注入療法等) |
|
|---|---|---|
| 主な適応 | 青クマ・茶クマ(色の悩み) | 黒クマ・赤クマ(構造の悩み) |
| アプローチ | 血行促進、保湿、メラニン抑制 | 脂肪の除去・再配置、ボリューム補填 |
| 構造への影響 | 突出した脂肪を元に戻す力はない | 物理的に原因を取り除き、凹凸を平坦にする |
| 懸念点 | こすりすぎによるシワ・色素沈着の誘発 | 一時的な腫れ、内出血等のダウンタイム |
特に注意すべきは、マッサージによって突出した脂肪を無理に押し戻そうとすることです。
目の下の皮膚は顔の中でも非常に薄くデリケートなため、強い刺激を与え続けると皮膚の伸びを招き、かえってたるみやシワを悪化させてしまう恐れがあります。
物理的なふくらみや深い凹みによって定着したクマを解消するには、形成外科的なアプローチで組織のバランスを整える 「根本治療」 が不可欠です。
セルフケアで手応えを感じられなくなった時こそ、専門医による診断を受けることが、明るく若々しい目元を取り戻すための最も確実な選択肢となります。
形成外科専門医が解説!本気でクマを消すなら脱脂手術

セルフケアでは改善が難しい黒クマや、加齢による構造的な変化には、美容医療によるアプローチが効果的です。
中でも、根本的な原因である眼窩脂肪を取り除く脱脂手術は、多くの方に選ばれている治療法です。
ここでは、具体的な治療のメカニズムや、他の術式との違いについて客観的な視点から解説します。
切らないクマ取り「経結膜脱脂手術」とは
経結膜脱脂手術は、目の下のたるみや黒クマの原因となる突出した眼窩脂肪を取り除く治療です。
メスを入れるのは下まぶたの裏側 (結膜) であるため、顔の表面に傷跡がつかないという特徴があります。
- 顔の表面に傷跡が残らないアプローチ
- 縫合を行わないため術後の抜糸が不要
- ダウンタイムが比較的短い傾向
手術は局所麻酔を行いながら進められます。
脂肪を取り除くことで物理的なふくらみが解消され、目元の影を目立たなくする効果が期待できます。
ハムラ法 (表ハムラ・裏ハムラ) との違い
目の下のクマ治療には、脱脂のほかにハムラ法という術式も存在します。
脱脂が余分な脂肪を取り除く治療であるのに対し、ハムラ法は脂肪を目の下のくぼみへ移動させる治療です。
⇨横スクロールできます
| 経結膜脱脂手術 | ハムラ法 (表ハムラ・裏ハムラ) |
|
|---|---|---|
| アプローチ | 余分な眼窩脂肪を適量取り除く | 眼窩脂肪をくぼみへ移動させ固定する |
| ダウンタイム | 比較的短い (腫れは数日〜1週間程度) | 比較的長い (腫れや内出血が強く出やすい) |
| 適した症状 | 脂肪の突出によるふくらみが主な原因 | ふくらみと強いくぼみが混在している |
ハムラ法はくぼみが強い場合に適応となることがありますが、脂肪を移動させるためのトンネルを作る範囲が広くなるため、脱脂と比較してダウンタイムが長くなる傾向があります。
当院では、患者様の目元の状態 (ティアトラフの陥凹の程度など) を診察し、過度な負担を避けるために、多くの場合においてダウンタイムが短い脱脂手術 (必要な場合は脂肪注入を併用) をご提案しています。
脱脂手術の副作用・リスク
脱脂手術は体への負担を抑えた治療法ですが、外科的処置である以上、一定の副作用やリスクが伴います。
治療を検討する際は、メリットだけでなくリスクも正しく理解しておくことが重要です。
- 翌日〜1週間程度続く目元の腫れやむくみ
- 約1割程度に生じる1〜2週間程度の内出血
- 目を動かした際や圧迫した時の違和感および疼痛
- 術後数日にわたる涙のような少量の出血や血腫の形成
- 脂肪注入を併用した場合のシコリ感や異物感
※内出血は表面からは見えない微細な血管に麻酔針が触れることで起こる場合がありますが、通常は時間の経過とともに黄色くなり消失していきます。
症状の現れ方には個人差があります。
当院では手術中のこまめな止血処置を行うなど、リスクに配慮しながら慎重に手術を進めています。
目の下のクマの根本改善を目指すなら当院 (こたろクリニック) へ
目の下のたるみやふくらみといったお悩みは、原因や皮膚の状態が一人ひとり異なります。
当院では、事前の診察に基づいて患者様に適した治療法を提示し、納得いただいた上で施術を進める方針をとっております。
ここでは、当院で行っているクマ取り治療の体制や、ご来院からの流れをご紹介します。
当院のクマ取り治療 (脱脂手術) が選ばれる理由
当院の脱脂手術は、解剖学的知識を持つ形成外科専門医が診察から手術、術後の経過観察までを担当しています。
手術の工程や料金体系において、患者様の負担を軽減するための取り組みを行っております。
手術中は仰向けの状態だけでなく、重力がかかる座った状態でも表情やふくらみのバランスを確認し、脂肪の除去量を判断しています。
また、ふくらみが大きく脱脂後にくぼみが予想される場合には、取り除いた眼窩脂肪を処理して注入する処置を「無料」で行っています (注入が不要な状態であれば行いません) 。
カウンセリングからアフターケアまでの流れ
美容医療が初めての方でも不安なく受診いただけるよう、ご来院から術後のケアまで一定のステップを設けて対応しております。
- 医師によるクマの種類や状態の正確な診察と判断
- 治療の必要性をふまえた詳細なカウンセリングの実施
- 治療内容や明確な費用についてのご説明
- ご納得いただいたうえでの手術・施術のご予約
- 局所麻酔 (ご希望で笑気麻酔を追加可能) を用いた丁寧な施術
- 脱脂手術の場合は、終了前に座った状態で仕上がりを確認
- 術後の腫れや内出血を抑えるための数分間の患部冷却
- 冷却後にそのままスムーズにご帰宅
- 術後1ヶ月間はLINEでの無料相談に対応
- 少しでも気になる症状があった際はいつでも気軽に相談可能
治療に際して不安なことや気になる症状があれば、いつでもご相談いただける体制を整えております。
担当医師紹介
当院のクマ取り治療は、美容外科および形成外科での経験を持つ医師が担当いたします。

年間約300件の手術実績を活かし、カウンセリングから手術後のフォローアップまで、患者様にご納得いただけるよう丁寧な診察を心がけております。
費用や考えられるリスクについても手術前に全てご説明・ご提示いたしますので、まずはご相談ください。
診察・カウンセリングのみのご予約や、セカンドオピニオンのための診察も歓迎しております。
「自分のクマが本当に黒クマか分からない」
「どの治療が合っているか、まずは話だけ聞いてみたい」
という方も、ぜひ一度、当院の無料カウンセリングをご利用ください。
患者様のお悩みに寄り添い、丁寧なサポートをさせていただきます。
当院で提供するクマ取りや脱脂手術
当院では、黒クマの主な原因である眼窩脂肪を取り除く「下眼瞼脱脂手術」を中心に、状態に合わせた豊富なメニューをご用意しています。
患者様のクマのタイプやダウンタイムの許容度を丁寧に診察したうえで、一人ひとりに適した治療をご提案いたします。
【基本の手術料金】
| 施術名 | 料金 (税込) |
|---|---|
| 経結膜 脱脂 (瞼の裏からのクマ取り) | 242,000円 |
| 下眼瞼のたるみ取り + 脱脂 (経皮 脱脂) | 396,000円 |
| 表ハムラ法 | 498,000円 |
| 裏ハムラ法 | 440,000円 |
|
脱脂後別日たるみ取り (※当院での脱脂後半年以内に限る) |
165,000円 |
※2026年4月現在の価格です(最新情報は当院窓口にお問い合わせください)
※自由診療のため、公的医療保険は適用されません
【オプション・他院修正費用】
| 項目名 | 料金 (税込) |
|---|---|
| 吉武院長指名料 (※院長以外は無料) | 33,000円 |
|
mid cheek lift (ミッドチークリフト) ※ハムラ法のオプション |
220,000円 |
| 経結膜 脱脂 (他院修正) | 297,000円 |
| 下眼瞼のたるみ取り + 脱脂 (他院修正) | 451,000円 |
| 笑気麻酔 | 5,500円 |
※2026年4月現在の価格です(最新情報は当院窓口にお問い合わせください)
※自由診療のため、公的医療保険は適用されません
目の下のクマに関するよくある質問 (Q&A)
ここでは、目の下のクマや治療に関して多くの方から寄せられる疑問にお答えします。
Q1. 目の下のクマを即効で消す方法は?
A1. 青クマなら温めケアで一時的な緩和が見込めますが、根本的な即効性を求める場合は美容医療が適しています。
青クマは血行不良が原因であるため、ホットタオル等で目元を温めると血流が改善し、一時的に色が薄くなることがあります。
一方、加齢によるたるみ (黒クマ) や色素沈着 (茶クマ) をセルフケアですぐに消すことは困難です。
根本的な原因にアプローチして早期の改善を目指したい場合は、原因となる脂肪を直接取り除く脱脂手術などの美容医療をご検討ください。
Q2. 目の下のクマに効く市販のクリームの選び方は?
A2. ご自身のクマの種類 (青・茶・黒) の原因に直接アプローチできる成分が配合されたものを選びましょう。
- 青クマ:血流を促すビタミンEやビタミンK
- 茶クマ:メラニンの生成を抑えるトラネキサム酸やビタミンC誘導体
- 黒クマ:肌にハリを与えるレチノールやナイアシンアミド
クマの種類に合っていないクリームを使用しても効果は期待できません。
まずはご自身のクマの種類を見極めることが重要です。
Q3. 40代・50代の目の下のたるみ (黒クマ) は自力で治せる?
A3. 目の下のたるみは眼窩脂肪の突出といった構造的な変化であるため、自力での改善は非常に困難です。
40代以降に目立つ黒クマは、眼球を支える靭帯の緩みや筋肉の衰えにより、目の下の脂肪が前方にせり出すことで生じます。
マッサージや化粧品で物理的なふくらみを元に戻すことはできないため、根本的な解決には脱脂手術などの外科的アプローチが必要となります。
Q4. クマ取り (脱脂手術) で後悔することはある?
A4. 脂肪の取りすぎによる「目の下のくぼみ」や、皮膚が余ることによる「シワの増加」で後悔するケースが存在します。
適量を見誤って脂肪を取りすぎると、かえって老けた印象を与えてしまうことがあります。
また、皮膚のたるみが強い方が脱脂のみを行うとシワが悪化することもあります。
後悔を防ぐためには、手術中に座った状態で仕上がりを確認してくれるなど、的確な診断と技術を持つ形成外科専門医を選ぶことが大切です。
Q5. 目の下のクマを治すマッサージは逆効果になる?
A5. 自己流で力強くこするようなマッサージは、摩擦による色素沈着や皮膚のたるみを引き起こすリスクが高くなります。
目元の皮膚は非常に薄くデリケートです。
強い力で引っ張ったりこすったりすると、肌を守ろうとしてメラニンが生成され、茶クマが悪化します。
また、皮膚が伸びてたるみ (黒クマ) の原因にもなるため、マッサージを行う際は必ずクリーム等で滑りを良くし、優しくツボを押す程度に留めてください。
Q6. 若いのに黒クマがあるのはなぜ?
A6. 加齢によるたるみではなく、生まれつき眼窩脂肪の量が多いことや骨格が影響していると考えられます。
10代や20代の方でも、もともと眼球周りの脂肪が多い場合や目の下の骨格 (ゴルゴライン付近) が低い場合は、脂肪が前方に突出しやすく影 (黒クマ) ができやすくなります。
この場合もセルフケアでの改善は難しいため、気になる場合は脱脂手術が適応となることが多い傾向にあります。
Q7. 目の下のクマの原因となる内臓疾患とは?
A7. 肝臓や腎臓の機能が低下すると、血流の悪化や老廃物の蓄積によりクマとして現れることがあります。
- 肝臓の疲労:血液の浄化が滞ることによる全身の血行不良 (青クマ)
- 腎臓の不調:水分代謝の低下に伴う顔のむくみと影の悪化 (黒クマ)
十分な睡眠をとっても急激にクマが濃くなったり、白目や皮膚が黄色っぽく変色したりする場合は、内臓疾患の可能性も考えられるため、内科等での受診をおすすめします。
まとめ|クマの原因を知り、適切なアプローチで明るい目元へ
目の下のクマは、単なる寝不足のサインというわけではありません。
年齢による目元の構造的な変化や日々のスキンケアの習慣、時には体の内側からのサインなど、様々な要因が複雑に絡み合って生じます。
ご自身のクマの種類に合っていない間違ったケアを続けると、かえってシワや色素沈着を悪化させてしまうリスクもあります。
セルフケアで手応えを感じられない方や、長年消えないふくらみでお悩みの方は、一人で抱え込まずに一度専門医にご相談ください。
目元の構造を熟知した医師による的確な診断と適切なアプローチで、健康的で若々しい目元を取り戻しましょう。
参考文献
・厚生労働省:美容医療に関する取扱いについて
・厚生労働省:美容医療診療指針(分担研究報告書)
・国民生活センター:美容医療サービスに関する注意喚起
・日本形成外科学会:形成外科診療ガイドライン2021年版
・日本皮膚科学会:美容医療診療指針
・日本美容外科学会会報(JSAPS):美容医療診療指針(令和3年度改訂版)
・一般社団法人 日本美容外科学会(JSAPS):美容医療をオンライン診療で行うクリニックのトラブル
・森・濱田松本法律事務所:医療法ニュースレター(2025年版)






