「シミや肝斑(かんぱん)、肌のくすみを改善したいけれど、施術後の赤みやぶつぶつがいつまで続くのか不安」「仕事や大切な予定に影響が出ないか心配」とお悩みではありませんか?

ピコトーニングは、従来のレーザー治療と比較して肌への熱ダメージが少なく、ダウンタイムが短い美容皮膚科治療として非常に人気を集めています。しかし、肌質や出力によっては施術直後に赤みやほてり、小さなぶつぶつが生じるケースもあり、事前に正しい知識を持っておくことが大切です。

本記事では、当日から1週間〜2週間後までの肌状態の経過や、起こりやすい症状に対する適切なケア方法を専門的な視点からわかりやすく解説します。

ダウンタイムを最小限に抑え、安心して理想の美肌治療を始めるための参考にしてください。

目次
新美医師

監修者

新美 雄大

日本形成外科学会認定の形成外科専門医。形成外科専門医ならではの深い知識と繊細な技術力で、傷跡や仕上がりの美しさにこだわった治療を提供しています。シミ取りやクマ取りなどの美容医療においても、先進のレーザー機器などを活用し、患者様一人ひとりのお肌の状態に合わせた最適なアプローチをご提案しています。


【資格】
医学博士、日本形成外科学会認定 形成外科専門医、日本熱傷学会認定 熱傷専門医
【所属】日本形成外科学会、日本美容外科学会、日本熱傷学会、日本創傷外科学会、日本手外科学会

※この記事は、消費者庁や国民生活センター・厚生労働省の発信する情報を基に、作成しています。
※「総額表示」の義務付けに則り、税込価格にてご紹介しています。
※本記事で紹介している手術は保険が適用されず、自費診療です。
※厚生労働省が掲げる広告に関するガイドラインに則った運用をしています。

ピコトーニングとは? 期待できる効果とダウンタイムが短い理由

ピコトーニングは、極めて短い時間(ピコ秒)でレーザーを顔全体に照射し、メラニン色素を微細に砕く美肌治療です。

シミや肝斑の改善だけでなく、くすみや色ムラを整えて肌全体をトーンアップさせる効果が期待できます。

従来のレーザー治療に比べて肌への熱ダメージを大幅に抑えられるためダウンタイムが短いと言われていますが、ここではその具体的な仕組みについて詳しく解説します。

シミや肝斑 ( かんぱん ) へのアプローチと仕組み

ピコトーニングの最大の特徴は、シミの原因となるメラニン色素を破壊する「独自のアプローチ方法」にあります。従来機と比べて、肌に触れる時間を「ピコ秒(1兆分の1秒)」まで短縮しているのがポイントです。

従来レーザーとピコトーニングの違い

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比較項目 従来のレーザートーニング ピコトーニング
破壊の仕組み 熱エネルギー(光熱作用) 衝撃波(光音響作用)
色素の粉砕
小石ほどの大きさに砕く 砂のように細かく粉砕
肌への影響 熱によるダメージや炎症のリスクあり 熱発生が少なくダメージを最小限に抑制

とくに肝斑は、少しの刺激や熱で炎症を起こし、かえって色が濃くなりやすいというデリケートな特徴を持っています。そのため、高出力の熱を加える治療は不向きでした。

しかし、ピコトーニングは熱の発生を抑えた低出力のレーザーを顔全体に均一に照射します。これにより、色素細胞(メラノサイト)への過剰な刺激や肌への負担を抑えつつ、すでに蓄積されたメラニン色素を細かく砕くことが可能です。

メラニン色素が排出されるまでのステップ
  • 照射・粉砕
    衝撃波によるメラニン色素の微粒子化
  • 貪食・消化
    体内の免疫細胞(マクロファージ)による処理
  • 排出
    肌のターンオーバー(新陳代謝)を通じた体外への排出

このように、細かく粉砕された色素が肌本来の代謝機能によってスムーズに処理されることで、徐々にシミや肝斑が薄くなっていく仕組みです。

ピコトーニングのダウンタイムが短いと言われる理由

ピコトーニングは、他のレーザー治療と比較して施術後のダウンタイムが短い治療法です。その理由は「熱ダメージの少なさ」にあります。

ダウンタイムを抑えられる3つの理由

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理由 仕組みと肌への影響
短い照射時間 レーザーの照射が「ピコ秒(1兆分の1秒)」と短く、周囲の正常な細胞へ熱が広がる隙を与えない
炎症の抑制
熱エネルギーの拡散を防ぐことで、施術直後の赤みや腫れといった炎症反応が起きにくい
かさぶたの予防 肌表面を傷つけないマイルドな出力で照射するため、目立つ「かさぶた(痂皮)」ができにくい

従来のレーザー治療によるダウンタイムは、ターゲット(シミなど)の周囲にある正常な組織にまで熱が伝わり、炎症を引き起こすことが主な原因でした。

一方、ピコトーニングは熱の発生を最小限に留める設計となっています。そのため、肌への過度な負担が軽減され、テープ保護を必要とするような目立つダウンタイムが生じにくいのが特徴です。

施術直後からメイクをしてお帰りいただけるケースが多く、日常生活への影響を抑えながら美肌治療を進めやすい点が支持されています。(※肌質や出力設定により、一時的な赤みが出る場合もあります)

ピコトーニングのダウンタイム経過と症状の目安

ピコトーニングのダウンタイムは比較的短く、多くの場合、数日から1週間程度で症状が落ち着く傾向にあります。

しかし、照射直後から数日間にわたって、一時的な赤みや乾燥などの変化が現れることもあるため、あらかじめ経過の目安を知っておくことが大切です。

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経過期間 現れやすい症状 洗顔・メイク
施術直後〜当日 顔全体の赤み、軽いほてり
※数時間〜半日程度で鎮静化
当日から可能
※強くこすらない
翌日〜3日後
肌の乾燥・かさつき、軽いかゆみ、
小さなぶつぶつ(※白ニキビのような症状)
普段通り可能
※たっぷり保湿する
1週間〜2週間後 ダウンタイム症状の落ち着き
※徐々にトーンアップへの期待
普段通り可能

ここでは、施術当日から2週間後までの肌状態の変化を時系列で解説します。

施術直後〜当日の肌状態と洗顔・メイクのタイミング

ピコトーニングの施術当日は、レーザーの刺激により肌に一時的な反応が現れることがあります。

具体的には、顔全体にほんのりとした赤みが出たり、軽いほてり(ヒリヒリ感)を感じたりするケースがあります。これらは照射に伴う一般的な反応であり、多くの場合、数時間から半日程度で自然に落ち着いていきます。

当日の主な状態
  • 肌の状態
    一時的な赤み・ほてり(数時間〜半日程度で鎮静化する傾向)
  • 日常生活
    当日から洗顔・メイクが可能

テープ保護などは不要なため、施術後そのままメイクをしてお帰りいただくことも可能です。

ただし、照射後の肌は軽い熱を帯びており、普段よりも乾燥しやすくデリケートな状態になっています。そのため、洗顔やメイクをする際は、肌を強くこすらないよう注意し、たっぷりと保湿を行うことが大切です。

翌日〜3日後の経過と起こりやすい症状

施術の翌日から3日後にかけては、当日の赤みやほてりが引いていく一方で、肌のターンオーバー(新陳代謝)が促される過程において新たな変化が現れやすい期間です。

この時期に見られやすい症状
  • 肌の乾燥やかさつき
  • 軽いかゆみ
  • ごく小さなぶつぶつ(白ニキビのような症状)

熱エネルギーの影響で肌の水分が一時的に低下しやすくなるため、乾燥やつっぱり感を感じやすくなります。

また、一時的な反応として額やフェイスラインに小さなぶつぶつが生じることもありますが、通常は数日〜1週間程度で落ち着いていきます。

1週間〜2週間後の肌の変化と効果の実感

施術から1〜2週間が経過すると、赤みや乾燥といったダウンタイムの症状はほぼ落ち着き、元の健やかな状態へと戻る目安の時期です。

1週間〜2週間後の肌状態
  • ダウンタイムの落ち着き
    一時的な症状が治まり安定した状態へ
  • 肌の変化
    ターンオーバーの進行に伴うトーンアップへの期待

ピコトーニングによって細かく砕かれたメラニン色素が少しずつ排出されていくことで、徐々にくすみの改善や肌全体のトーンアップが期待できるようになります。

ただし、ピコトーニングは低出力で肌への負担を抑えながらアプローチする性質上、1回の施術で濃いシミが完全に消える治療ではありません。着実な変化を目指すためには、月に1回程度のペースで複数回の継続が推奨されています。

ピコトーニング後のダウンタイムの症状と原因・対処法

ピコトーニングは肌への負担を抑えた治療ですが、レーザーの刺激や熱の影響により、一時的な赤みや乾燥、小さなぶつぶつが生じる場合があります。

これらは肌が修復へと向かう過程の反応ですが、誤ったケアをすると症状が長引く恐れがあるため注意が必要です。

ここでは、代表的なダウンタイム症状が起こる原因と、炎症を落ち着かせるための正しい対処法を解説します。

赤み・ほてりが生じる理由

ピコトーニングの照射後に生じる「赤み」や「ほてり」は、レーザーのエネルギーが肌内部に伝わり、一時的な軽い炎症が起きていることが主な原因です。

レーザーによってメラニン色素を粉砕する際、肌には微弱な熱や刺激が加わります。すると、その状態を修復しようと患部に血液が集まり、毛細血管が拡張することで赤みや熱感(ヒリヒリ感)が生じる仕組みです。

赤みやほてりを鎮める適切な対処法
  • 清潔なタオルで包んだ保冷剤による患部の冷却
  • こする・叩くといった物理的な摩擦の回避
  • 低刺激性のスキンケアアイテムを用いた十分な保湿

これらの症状は、施術後数時間から半日程度で自然に落ち着く傾向にあります。

もしヒリヒリとした熱感が強くて気になる場合は、保冷剤や冷やしたタオルなどを優しく肌に当てて冷やす(クーリング)と、血管が収縮して炎症が和らぎやすくなります。

ぶつぶつ・白ニキビができる原因とスキンケア

施術後数日経ってから、額やフェイスラインなどに小さな「ぶつぶつ」や「白ニキビ(毛嚢炎など)」ができるケースがあります。

この主な原因は、レーザーの熱や刺激による「一時的な肌のバリア機能の低下」です。バリア機能が弱まった肌は、内部を乾燥から守ろうとして過剰に皮脂を分泌することがあります。その結果、毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、一時的なニキビや肌荒れを引き起こす仕組みです。

ぶつぶつができた際の正しいスキンケア
  • 患部を指で触らない・絶対に潰さない
  • 摩擦を避けるためのたっぷりの泡洗顔
  • 高保湿な化粧水や乳液によるバリア機能のサポート

ぶつぶつが気になったとしても、ご自身で潰したり強く引っ掻いたりするのは厳禁です。無理に刺激を与えると炎症が悪化し、新たな色素沈着(シミ)の原因になる恐れがあります。

多くの場合、清潔な状態を保ちながら丁寧な保湿を続けることで、数日〜1週間程度で自然に落ち着いていきます。

※症状が長引く場合や、強い赤み・痛みを伴う場合は早めに医師へご相談ください

かゆみ・乾燥を感じたときの対処法

ピコトーニングの照射後は、レーザーの熱エネルギーによって肌の水分が奪われやすく、一時的に非常に乾燥しやすい状態になります。

肌が乾燥してバリア機能が低下すると、少しの摩擦や外部からの刺激にも敏感に反応するようになり、「かゆみ」を感じやすくなるのが特徴です。

かゆみや乾燥を和らげる対処法
  • セラミドやヒアルロン酸など高保湿成分配合アイテムでの入念な保湿
  • こまめなスキンケアや加湿器の活用による乾燥予防
  • かゆみが強い部位への軽いクーリング(保冷剤での冷却)

かゆみを感じた際、絶対に避けていただきたいのが「爪を立てて掻きむしること」です。摩擦によって肌組織がダメージを受けると、炎症が長引いて炎症後色素沈着(PIH)を引き起こすリスクが高まります。

どうしてもかゆみが気になるときは、決して掻かず、清潔な保冷剤をタオルで包んで患部を優しく冷やす(クーリングする)と症状が和らぎやすくなります。洗顔後や入浴後は普段よりもたっぷりと保湿を行い、肌の水分を逃がさないケアを徹底しましょう。

かさぶた ( 痂皮 ) はできる?

ピコトーニングの照射によって、テープ保護が必要になるような目立つ「かさぶた(痂皮)」ができることは基本的にありません。

シミを局所的に高い出力で焼き切るレーザー治療とは異なり、ピコトーニングは低出力で顔全体へマイルドに照射を行います。そのため、肌表面へのダメージが最小限に抑えられ、かさぶたができにくい仕組みになっています。

かさぶたに関する経過と注意点
  • テープ保護が必要な「目立つかさぶた」は基本的にできない
  • 濃い色素に反応して生じる微小なかさぶた(マイクロクラスト)の可能性
  • 無理に剥がさず自然な脱落を待つ適切なスキンケア

ただし、肌質や濃いシミへの反応によっては、ごく薄い微小なかさぶた(触ると少しザラザラする程度)が生じるケースは稀にあります。

その場合でも、数日後の洗顔時などにターンオーバーとともに自然と剥がれ落ちていくため、決して無理に指で剥がさないようにしてください。無理に剥がすと傷跡や色素沈着のリスクが高まるため、優しく保湿を行いながら自然な脱落を待つことが大切です。

ダウンタイムを長引かせないための過ごし方と注意点

ピコトーニングのダウンタイムを最小限に抑え、より良い治療結果を目指すためには、施術後の過ごし方が非常に重要です。

レーザー照射後の肌は一時的にバリア機能が低下し、外部からの刺激に対して大変デリケートな状態になっています。そのため、無意識のNG行動が赤みを長引かせたり、新たな肌トラブルを招いたりする恐れがあります。

ここでは、治療後のお肌を守るための具体的な注意点とケア方法を解説します。

紫外線対策を徹底し色素沈着を防ぐ

ピコトーニングの施術後は、レーザーの熱や刺激によって肌のバリア機能が一時的に低下しています。

この無防備な状態で紫外線を浴びると、肌を外部のダメージから守ろうとしてメラノサイト(色素細胞)が活発に働き、新たなシミや色素沈着を引き起こすリスクが高まります。そのため、ダウンタイム中は普段以上に徹底した紫外線対策が欠かせません。

施術後の具体的な紫外線対策
  • 日焼け止めのこまめな塗り直し(低刺激なタイプを推奨)
  • 日傘や帽子、サングラスなどの物理的な遮光アイテムの併用
  • 窓ガラスを通過する紫外線(UVA)を防ぐための室内でのUVケア

ちょっとした外出や室内で過ごす際にも紫外線は肌に届いているため、天候や場所に関わらず日焼け止めを塗る習慣をつけることが大切です。

肌への負担を考慮し、紫外線吸収剤フリーなどのマイルドな日焼け止めを選ぶと、デリケートな時期でも無理なくケアを続けられます。

摩擦を避け十分な保湿を行う

レーザー照射後の肌は水分が失われやすく、外部からの刺激に非常に敏感になっています。そのため、スキンケアやメイクの際に肌を「こする」「引っ張る」といった物理的な摩擦を与えないことが極めて重要です。

摩擦は肌に微細な炎症を引き起こし、赤みを長引かせたり、色素沈着を誘発したりする原因となります。また、水分が不足した状態では肌の回復力(バリア機能)が十分に働かないため、たっぷりの保湿で外部刺激から肌を保護する必要があります。

摩擦を防ぐスキンケアと保湿のポイント
  • たっぷりの泡をクッションにして肌をこすらずに行う洗顔
  • ゴシゴシこすらず優しく押さえるように水分を吸い取るタオルドライ
  • 化粧水や乳液を手のひらで優しく押し込んで浸透させるハンドプレス

セラミドやアミノ酸といった高保湿成分が配合された低刺激なアイテムを活用し、普段よりもしっかりと水分と油分を補うことで、ダウンタイムを短縮し健やかな肌状態への回復をサポートします。

施術後の運動や入浴・飲酒は肌状態に合わせて行う

ピコトーニングはダウンタイムが短いため、施術当日から運動や入浴、飲酒などの日常生活を厳格に制限する必要は基本的にありません。

ただし、レーザー照射後の肌に一時的な赤みやほてり(熱感)が強く出ている場合は、少し注意が必要です。体温を上げて血流を促す行動をとると、赤みやかゆみが長引いてしまうことがあります。

赤みやほてりがある場合に気をつけること
  • サウナや長時間の入浴は避け、シャワーで済ませる
  • 大量の汗をかく激しいスポーツは控える
  • 血管を拡張させる過度な飲酒を控える

施術後、肌の赤みが落ち着いていれば当日から普段通りにお過ごしいただけます。ご自身の肌状態を鏡で確認しながら、無理のない範囲で行動を調整してください。

炎症後色素沈着 ( PIH ) のリスクと予防策

レーザー治療後に起こりうる「炎症後色素沈着(PIH)」とは、肌が受けたダメージや炎症から身を守ろうとしてメラニンが過剰に生成され、シミのように色素が残ってしまう現象のことです。

ピコトーニングは低出力で優しく照射するため、従来のシミ取りレーザー(スポット照射)と比較するとPIHのリスクは低いとされています。しかし、施術後のデリケートな肌にダメージを与えてしまうと、せっかく治療をしたのにかえって色素が濃くなってしまうリスクがゼロではありません。

PIHを防ぐための重要な予防策
  • 徹底した紫外線対策による外部刺激のブロック
  • 十分な保湿による肌のバリア機能のサポート
  • かゆみやぶつぶつが生じた際の摩擦や引っ掻きの防止

これまで解説してきた「紫外線対策」「摩擦の回避・保湿」「赤みがある時の血行促進への注意」は、すべてこのPIHを防ぎ、治療効果を正しく引き出すための重要なケアです。

正しいアフターケアを心がけ、万が一赤みや色素沈着が長引いて不安な場合は、自己判断で市販薬などを塗らず、早めにクリニックへご相談ください。

ピコトーニングと他レーザー治療のダウンタイム比較

美容皮膚科で行われるシミ・くすみ治療には、ピコトーニング以外にも複数のレーザー機器や照射モードが存在します。

ターゲットとする色素の深さやレーザーの出力がそれぞれ異なるため、施術後に生じるダウンタイムの症状や必要な期間にも大きな違いがあります。

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治療法 ダウンタイム 主な症状と特徴 テープ保護 おすすめな人
ピコトーニング 数時間〜数日 一時的な赤み、乾燥など
※熱作用が最小限で鎮静が早い
不要 ダウンタイムを極力抑えて、肝斑やくすみを改善したい人
従来のトーニング 数日〜1週間 赤み、ほてり、乾燥
※熱作用により炎症が残りやすい
不要 従来の治療実績やコストを重視して肝斑治療をしたい人
ピコスポット 1週間〜2週間 かさぶた、一時的な濃色化
※照射部位が一時的に目立つ
必要 目立つ濃いシミを、1回の治療でピンポイントに取りたい人
ピコフラクショナル 数日〜1週間 強い赤み、点状出血、ザラつき ※肌の入れ替えを促す 不要 毛穴の開きやニキビ跡、肌の凹凸をしっかり改善したい人

ご自身のライフスタイルや肌悩みに適したアプローチを安心して選択できるよう、代表的な治療法とピコトーニングのダウンタイムの違いを比較します。

従来のレーザートーニングとの違い

従来のレーザートーニング(ナノ秒レーザー)は熱エネルギーで色素を破壊するため、周囲の組織に熱が伝わりやすく、数日程度赤みやほてりが残る傾向があります。

一方、ピコトーニングは照射時間が極めて短い衝撃波(光音響作用)で色素を粉砕するため、熱ダメージが最小限に抑えられ、数時間〜半日程度でダウンタイムが鎮静化します。

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比較項目 従来のトーニング ピコトーニング
照射時間 ナノ秒(10億分の1秒) ピコ秒(1兆分の1秒)
破壊の仕組み 熱エネルギー(光熱作用) 衝撃波(光音響作用)
色素の粉砕力 小石ほどの大きさに砕く 砂のように細かく粉砕
赤み・ほてりの引き 熱作用により、数日〜1週間程度ほんのり赤みが残りやすい 熱ダメージが最小限のため、数時間〜半日程度でスッと引きやすい
色素沈着 (PIH) リスク 熱による炎症が起きる分、ややリスクあり 余計な炎症を起こさないため、リスクを極力抑えられる
ダウンタイムと費用感で考える選び方のポイント
  • ピコトーニングがおすすめな人
    ダウンタイムの短さと肌への優しさを最優先したい方、過去に従来機で赤みが長引いてしまった方
  • 従来のトーニングがおすすめな人
    1回あたりの治療コストを抑えたい方、多少の赤みやほてりを許容して長期戦で治療に臨める方

ピコスポットとのダウンタイムの違い

ピコトーニングとピコスポットは、どちらも同じ「ピコ秒レーザー」を使用しますが、レーザーの出力と照射方法が異なるため、ダウンタイムには大きな差が生じます。

ピコスポットは高出力でシミをピンポイントに狙い撃ちするため、照射後に必ずかさぶたができ、テープや軟膏による保護が必要なダウンタイム(1〜2週間)が発生します。一方、ピコトーニングは低出力で顔全体に優しく照射するため、かさぶたやテープ保護の必要がなく、数時間〜半日程度の軽い赤みで済みます。

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比較項目 ピコスポット ピコトーニング
照射方法と出力 高出力で目立つシミをピンポイント照射 低出力で顔全体にマイルドに照射
かさぶた・テープ保護 あり(約1〜2週間ほど保護が必要) なし
ダウンタイム期間 1〜2週間(かさぶたが自然に剥がれるまで) 数時間〜半日程度(ほんのりとした赤み)
メイクの制限 患部(テープの上)以外は直後から可能 直後から顔全体に可能
目的とダウンタイムで考える選び方のポイント
  • ピコトーニングがおすすめな人
    テープ保護などの目立つダウンタイムを避けたい方、顔全体のくすみや色ムラ、肝斑を少しずつ改善したい方
  • ピコスポットがおすすめな人
    1〜2週間のテープ保護を許容できる方、目立つ濃いシミを1回の治療でしっかりとケアしたい方

ピコフラクショナルとのダウンタイムの違い

ピコトーニングとピコフラクショナルは、同じピコ秒レーザーを使用しますが、アプローチする肌悩みとダウンタイムの重さが大きく異なります。

ピコフラクショナルは、特殊なレンズを用いて肌の深部に微小な空洞を作り、コラーゲンの増生を促して毛穴やニキビ跡の凹凸を改善する治療です。肌の再生(入れ替え)を強く促すため、ピコトーニングと比べてダウンタイムが重く、強い赤みや点状出血(内出血)が数日〜1週間程度続きます。

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比較項目 ピコフラクショナル ピコトーニング
主な目的 毛穴の開き、ニキビ跡、小ジワ、肌質の改善 肝斑、くすみ、色ムラの改善、トーンアップ
照射の仕組み 特殊なレンズで肌内部に微小な空洞を作る 顔全体に低出力で均一にレーザーを当てる
ダウンタイム期間 数日〜1週間程度(赤みが強く出やすい) 数時間〜半日程度(ほんのりとした赤み)
現れやすい症状 強い赤み、点状出血(内出血)、肌のザラつき 一時的な軽い赤み、ほてり、乾燥
目的とダウンタイムで考える選び方のポイント
  • ピコトーニングがおすすめな人
    ダウンタイムを極力抑えつつ、くすみや色ムラを改善して顔全体のトーンを均一にしたい方
  • ピコフラクショナルがおすすめな人
    数日間の赤みや点状出血を許容でき、毛穴の開きやニキビ跡など肌の「凹凸」を本格的に改善したい方

こたろクリニックのピコトーニング治療の特徴と料金

当院では、患者様お一人おひとりの肌質やシミ・肝斑の症状に合わせて、安全で効果的なピコトーニング治療を提供しております。

ここでは、当院ならではの治療の特徴や料金メニュー、ご来院から施術までの具体的な流れをご紹介します。

当院のピコトーニングの特徴

こたろクリニックでは、ただ単にレーザーを照射するのではなく、患者様の肌状態(シミと肝斑の混在など)を正確に見極め、お一人おひとりに合わせた「カスタマイズ治療」を大切にしています。

当院のピコトーニング治療の特徴
  • 最新鋭のピコレーザー「ディスカバリー」を導入
    イタリアのクオンタシステム社製レーザー「ディスカバリー」を使用しています。非常に高い粉砕力を持つため、これまで消しきれなかった薄いシミや頑固な肝斑にもしっかりとアプローチしつつ、肌への熱ダメージを最小限に抑えます。
  • 内服薬・エレクトロポレーション(導入)との相乗効果
    肝斑治療はレーザー単体よりも、トラネキサム酸などの「飲み薬」や、エレクトロポレーションを用いた「有効成分の肌奥への導入」を組み合わせることで、より効率的な効果が期待できます。当院では患者様のライフスタイルに合わせ、着実に美肌を目指せる複合的な治療をご提案します。
  • 肌診断機「Rebeau2」による正確な分析と経過観察
    肝斑やシミの治療は、肉眼での判断だけでなく、皮膚の奥に潜む色素の状態を正確に把握することが成功の鍵です。当院では高性能な肌診断機「Rebeau2(レビュー2)」を導入し、的確な治療判断に役立てています。

ピコトーニングの料金メニュー

こたろクリニックのピコトーニングおよび、シミ治療と組み合わせたセットコースの料金は以下の通りです。

ピコトーニング(全顔) 料金(税込)
初回トライアル 13,200円
1回 22,000円
6回コース 99,000円
6回コース(2クール目以降) 89,100円
12回コース 165,000円
12回コース(2クール目以降) 148,500円
シミ・肝斑 セットコース 料金(税込)
シミコース(全顔 1コース)
※ピコトーニング6回 または BBL6回
99,000円
ピコスポット当て放題 + 上記シミコース 156,000円
初再診療料 料金(税込)
初診料 1,980円
再診料 1,650円

ご来院から施術・アフターケアまでの流れ

こたろクリニックでピコトーニングをお受けいただく際の、基本的な流れをご紹介します。ご来院からご帰宅まで、患者様にリラックスしてお過ごしいただけるよう丁寧にご案内いたします。

STEP 1
診察・カウンセリング(肌診断)
まずは医師が直接お肌の状態を丁寧に診察し、シミや肝斑の種類を見極めます。
さらに当院では、コースのご契約に関わらず、高性能な肌診断機「Rebeau2」を用いた撮影を実施しています。肉眼では見えない肌奥の色素状態まで正確に分析したうえで、お一人おひとりに最適な治療計画をご提案します。
STEP 2
費用の提示・ご契約(お手続き)
診察内容に基づき、患者様に最適な治療プランと費用を明確にご提示いたします。内容にしっかりとご納得いただいた上でご契約・ご予約となり、施術へと進みます。
STEP 3
ピコトーニングの照射
顔全体に均一に、低出力のレーザーを照射していきます。輪ゴムで軽く弾かれるような「パチパチ」とした感覚がありますが、麻酔を使用せずにお受けいただける程度の軽い痛みがほとんどです。
STEP 4
アフターケア(保湿)
照射直後の肌はバリア機能が一時的に低下し、非常に乾燥しやすい状態です。しっかりと保湿ケアを行います。
※より高い効果をご希望の方には、このタイミングで「エレクトロポレーション」によるトラネキサム酸などの導入をおすすめしております
STEP 5
メイク直し・ご帰宅
ピコトーニングはテープ保護などが必要なく、施術直後からメイクをしてお帰りいただけます。パウダールームでお支度を整えていただき、そのままご帰宅となります。

ピコトーニングのダウンタイムに関するよくある質問

Q1. メイクや洗顔・入浴はいつから可能ですか?

A1. メイクと洗顔は施術の直後から、入浴も当日から可能です。

ピコトーニングは肌表面にダメージを与えないマイルドな治療のため、テープ保護は不要で、すぐにお化粧をしてお帰りいただけます。ただし、施術直後の肌は非常にデリケートな状態です。メイクや洗顔の際は、決して強くこすらず、優しく触れるようにしてください。

また、入浴自体は問題ありませんが、当日の長風呂やサウナなど、過度に血行を促進する行為は赤みやほてりを長引かせる原因になります。当日はシャワーで済ませるか、短時間の入浴に留めることをおすすめします。

Q2. ぶつぶつや赤みが長引く場合はどうすればいいですか?

A2. 触ったり潰したりせず保湿を徹底し、3日〜1週間経っても症状が引かない場合は、速やかに施術を受けたクリニックへご相談ください。

ピコトーニングによる赤みは通常数時間〜半日、バリア機能の一時的な低下によるぶつぶつ(白ニキビのような湿疹)も数日程度で自然に落ち着くのが一般的です。それ以上長引く場合は、肌が強い炎症を起こしている可能性があります。

自己判断で市販の薬を塗布したり、気になって摩擦を与えたりすると、かえって炎症後色素沈着(PIH)を引き起こすリスクがあります。無理にご自身で対処しようとせず、医師の診察を受けて適切な抗炎症薬(軟膏など)の処方を受けるようにしましょう。

Q3. 安いクリニックを選ぶ際の注意点はありますか?

A3. 表示されている1回あたりの料金だけでなく、「事前の診察(肝斑とシミの正確な診断)が丁寧か」と「トータル費用」をしっかり確認することが重要です。

ピコトーニングは肝斑治療に有効ですが、肝斑と他のシミの見極めを誤ったままレーザーを照射すると、かえって症状が悪化するリスクがあります。安さだけを基準に選ぶと、十分な診察がないまま流れ作業で照射されてしまうケースも少なくありません。

また、初回のお試し料金だけが極端に安く、コース料金や併用が推奨される内服薬、初診料などが割高で、結果的にトータルコストが高くつくこともあります。肌診断機などを用いて丁寧に状態を診てくれるか、追加費用を含めた総額が明瞭かを基準にクリニックを選ぶことをおすすめします。

Q4. ネットやブログでひどい症状を見て不安ですが実際はどうですか?

A4. 事前の診断に基づき適切な出力で施術を行えば、ネットで見かけるようなひどい症状(強い火傷や激しい色素沈着など)が起こることは極めて稀ですのでご安心ください。

ネット上で目立つ重篤なトラブルの多くは、「肝斑と別のシミの見極めができず不適切な出力で照射してしまった」「短期間で過剰な回数を当てて肌のバリア機能が著しく低下した」など、診断や出力調整の誤りが原因となっているケースが多く見受けられます。

当院のように、事前の診察(肌診断機でのチェック等)を丁寧に行い、お一人おひとりの肌状態に合わせたマイルドな出力から慎重に治療をスタートすれば、ダウンタイムはほんのりとした軽い赤み程度で済みます。少しでも不安がある場合は、カウンセリング時に遠慮なく医師にご相談ください。

ダウンタイムを正しく理解して理想の美肌治療を始めましょう

ピコトーニングは熱ダメージが少なく、ダウンタイムが数時間〜半日程度で済むため、日常生活への影響を最小限に抑えられる美肌治療です。

この記事のまとめ
  • ダウンタイムの期間
    数時間〜半日程度(ほんのりとした赤みやほてり)
  • 施術後の制限
    テープ保護は不要。施術直後からメイクや洗顔が可能
  • 過ごし方の鉄則
    こすらず「高保湿」と「徹底した紫外線対策」を行う
  • トラブル時の対応
    一時的なぶつぶつが出ても触らず、長引く場合はクリニックへ相談

ダウンタイムが短いとはいえ、誤った診断で照射を行うとシミや肝斑が悪化するリスクもあります。安全に治療を進めるためには、事前の正確な見極めが不可欠です。

こたろクリニックでは、高性能な肌診断機「Rebeau2」を用いて肌奥の色素まで正確に分析し、お一人おひとりに最適な治療プランをご提案しています。「ダウンタイムが不安」「自分のシミの種類がわからない」という方は、ぜひお気軽に当院のカウンセリングへお越しください。

◆参考文献
・厚生労働省:美容医療に関する取扱いについて
・厚生労働省:確認してください!美容医療を受ける前にもう一度
・厚生労働省:その美容医療、ちょっと待って!
・国民生活センター:【若者向け注意喚起シリーズ】美容医療サービスのトラブル -「10万円」のつもりが「70万円」の契約!?即日施術は避けリスク等の確認を! –
・国民生活センター:特定商取引法に美容医療のルールが加わりました
・政府広報オンライン:美容医療サービスのトラブルにご注意!
・日本皮膚科学会ほか5学会:美容医療診療指針
・公益社団法人日本皮膚科学会:アザとホクロ – 皮膚科Q&A