ピコレーザー失敗アイキャッチ

「ピコレーザーで失敗したらどうしよう」「シミ取りで後悔している人はいるのだろうか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

ピコレーザーは従来のレーザーに比べてダウンタイムや副作用が抑えられた治療法ですが、リスクがゼロというわけではありません。

この記事では、ピコレーザーの失敗例として報告される症状と、失敗を防ぐためのポイントを経験豊富な医師が解説いたします。

ピコレーザーで失敗と感じる主な症状

ピコレーザーで失敗と感じる主な症状

ピコレーザー治療後に「失敗したのでは」と感じる症状にはいくつかのパターンがあります。

実際には正常な経過である場合も多いですが、まれに対処が必要なケースもあるでしょう。

失敗とされる症状を知っておくことで、治療後に冷静に判断できるようになるはずです。

ここでは、代表的な3つの症状について詳しく見ていきましょう。

炎症後色素沈着(戻りシミ)

ピコレーザー後の失敗として最も多く報告されるのが、炎症後色素沈着です。

これはレーザーの刺激を受けた肌が防御反応としてメラニンを過剰に生成し、照射部位が一時的に茶色く見える現象をいいます。

施術後1〜2ヶ月頃に色が最も濃くなるため、「シミが取れていない」「かえって濃くなった」と感じやすい時期でしょう。

炎症後色素沈着は治療の失敗ではなく正常な経過であり、多くの場合3〜6ヶ月で自然に薄くなっていくと考えられています。

ただし、紫外線や摩擦の刺激を受けると長引くことがあるため、アフターケアが重要となります。

肝斑の悪化

肝斑がある状態でピコスポット(高出力照射)を行うと、刺激によって肝斑が濃くなるリスクがあります。

肝斑は頬骨のあたりに左右対称に現れるシミで、老人性色素斑と見た目が似ているため見分けが難しいケースも少なくないでしょう。

肝斑を見落としたままスポット照射を行うと、照射部位だけでなく周囲の肝斑まで悪化する可能性があります。

肝斑がある場合は低出力のピコトーニングとトラネキサム酸の内服で先に安定させるのが基本的な治療方針です。

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色素脱失(白斑)・赤みの長期化

まれではありますが、レーザー照射部位の肌が周囲より白くなる色素脱失(白斑)が起こることがあります。

これはレーザーの出力が強すぎた場合や、同じ部位に繰り返し照射を行った場合に起こりやすいとされています。

また、施術後の赤みが数週間以上続くケースもあるでしょう。

色素脱失は時間をかけて経過を観察することで、多くの場合は周囲の肌色に徐々に馴染んでいきます。

赤みや白斑が長期間改善しない場合は、自己判断せずに早めに担当医に相談することが大切です。

正常な経過と本当の失敗の見分け方

正常な経過と本当の失敗の見分け方

ピコレーザー治療後には、かさぶたや赤み、一時的な色素沈着などさまざまな変化が現れます。

これらの多くは正常な治療経過ですが、中には対処が必要な本当の失敗が含まれている可能性もあるでしょう。

正常な経過と注意が必要な状態を見分けるポイントを知っておくことで、不要な心配を避けることができます。

一時的な変化を失敗と感じるケース

以下の症状は正常な治療経過であり、失敗ではないケースがほとんどです。

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症状通常の経過注意が必要な目安
赤み・腫れ1〜3日で落ち着く1週間以上続く場合
かさぶた10〜14日で自然に剥がれる3週間経っても剥がれない場合
色素沈着1〜2ヶ月がピーク、3〜6ヶ月で改善6ヶ月経っても濃いまま
点状出血数日〜1週間で消える広範囲に広がる場合

施術後の変化に不安を感じたときは、上の表を目安に判断してみてください。

ただし、痛みが強い場合や症状が急激に悪化した場合は、目安にかかわらず早めに受診することをおすすめいたします。

実際にトラブルにつながりやすい原因

本当の失敗につながるケースには、主に以下のような原因が考えられます。

  • シミの種類の見極めが不十分だった(肝斑の見落としなど)
  • レーザーの出力設定が肌質に合っていなかった
  • 施術後のアフターケアの説明が不十分だった
  • 患者自身のセルフケアが不足していた

このうち最初の2つは医療側の問題であり、後の2つはケアの問題といえるでしょう。

失敗リスクを最小限に抑えるには、正確な診断力を持つ医師を選ぶことと、自身のアフターケアを徹底することの両方が重要です。

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ピコレーザーの失敗を防ぐためのポイント

ピコレーザー治療で後悔しないためには、事前のクリニック選びと施術後のセルフケアが重要です。

どちらか一方だけでは不十分であり、医師と患者の双方が適切に対応することで初めてリスクを最小限に抑えることができるでしょう。

ここでは、失敗を防ぐために押さえておきたい具体的なポイントをご紹介します。

クリニック選びで確認すべきこと

ピコレーザーのクリニックを選ぶ際は、以下のポイントを確認することをおすすめいたします。

  • 皮膚科・形成外科の専門医資格を持つ医師が在籍している
  • シミの種類を丁寧に診断する体制がある(肌診断機の使用など)
  • 副作用やリスクについて事前に説明がある
  • 施術後のアフターケア体制が整っている

「安い」「早い」だけで選ぶのではなく、診断力とアフターフォローの質を重視することで後悔する可能性を減らすことができます。

当院では経験豊富な医師が肌診断機を用いてシミの種類を正確に見極め、照射モードや出力を一人ひとりに合わせて設定しています。

施術前後のセルフケア

施術前後のセルフケアも、失敗を防ぐうえで欠かせない要素です。

時期セルフケアの内容
施術前強い日焼けを避ける・肌のコンディションを整える
施術直後テープで保護・処方薬を塗布する
施術後1〜2週間かさぶたを触らない・紫外線対策を徹底する
施術後1〜6ヶ月日焼け止めの継続・内服薬を医師の指示どおりに服用する

特に紫外線対策は最も重要なセルフケアであり、SPF30以上の日焼け止めを毎日欠かさず塗ることが色素沈着の予防につながります。

処方されたトラネキサム酸の内服やハイドロキノンの外用は、自己判断で中止せず医師の指示のもとで継続することが大切です。

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当院のピコレーザー治療が選ばれる理由

当院では、ピコレーザー治療で失敗しないための体制づくりに力を入れています。

カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して経験豊富な医師が対応し、リスクを最小限に抑えた治療を目指しているのが当院の特徴です。

失敗が怖くて踏み出せないという方にこそ、安心して受けていただける環境を整えています。

丁寧なカウンセリングでシミの種類を正確に診断

ピコレーザーの失敗の多くは、シミの種類の見極め不足から起こります。

当院では日本形成外科学会認定の形成外科専門医資格を有する医師が診療を担当しており、皮膚の構造や組織に精通した視点でシミを見極められるのが強みです。

肌診断機を用いて、肉眼では判別しにくい肝斑やADMの有無を施術前に丁寧に確認しています。

特に肝斑が混在しているケースでは、スポット照射を避けてピコトーニングから開始するなど、悪化リスクを回避する治療計画を立てることも当院が重視するポイントです。

カウンセリングでは治療の効果だけでなく、起こりうる副作用やダウンタイムについても事前にしっかりとご説明いたします。

複数の照射モードを使い分けるカスタマイズ治療

当院ではさまざまな機器を導入し、シミの種類に応じて照射モードを使い分けています。

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照射モード特徴適応
ピコショット高出力スポット照射老人性色素斑・そばかす
ピコトーニング低出力で顔全体に照射肝斑・くすみ・色むら
ルビーフラクショナル点状照射で肌質を改善老人性色素斑・そばかす・肌のハリ
BBL(光治療)広範囲の光照射そばかす・赤み・肌全体のトーンアップ

さらに、レーザー治療と併せてハイドロキノンやトレチノインなどの外用薬を組み合わせることで、より高い改善効果を目指しています。

シミの種類に合った治療法を選ぶことが失敗を防ぐ最大のポイントであり、当院が最も大切にしている考え方です。

内服・外用薬を含めた総合的なアフターケア

ピコレーザーは照射して終わりではなく、施術後のケアが治療の成否を大きく左右します。

当院では照射後の色素沈着リスクを軽減するために、以下のアフターケアを一人ひとりの肌状態に合わせてご提案しています。

  • トラネキサム酸の内服で体の内側からメラニン生成を抑える
  • ハイドロキノン・トレチノインの外用でメラニンの排出を促す
  • 施術後の経過観察で再照射や追加ケアの必要性を判断する

レーザー治療と併せてトラネキサム酸の内服や、ハイドロキノン・トレチノインの外用が非常に重要であり、当院では治療計画に組み込んでご提案するケースが多いです。

万が一色素沈着が出た場合も、経過を見ながら内服・外用薬で適切にフォローいたします。

料金表

当院のピコレーザー関連治療の料金は以下のとおりです。

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施術名サイズ・回数料金(税込)
ピコショット〜5mm5,500円
ピコショット5.1〜10mm8,800円
ピコショット10.1〜20mm15,400円
ピコショット当て放題77,000円
ピコトーニングトライアル13,200円
ピコトーニング1回22,000円
シミ・肝斑コース6回99,000円
シミ・肝斑コース12回165,000円

上記のほか、麻酔クリーム(3,300円)シミ取り後の茶テープと軟膏(1,100円)などの消耗品代が別途かかる場合があります。

※料金は変更になる場合がございます。最新の料金は当院へお問い合わせください。

よくあるご質問

ピコレーザーの失敗やリスクについて、よく寄せられる質問にお答えします。

ぜひ相談前の参考にしてください。

ピコレーザーの失敗はどのくらいの確率で起きますか?

ピコレーザーは従来のレーザーに比べて周囲の組織へのダメージが少なく、副作用のリスクが低い治療法です。

ただし、炎症後色素沈着は比較的起こりやすい症状であり、個人差はありますがある程度の割合で見られるでしょう。

正確なリスクは肌質やシミの種類によって異なるため、カウンセリングで医師にご確認ください。

失敗した場合、修正はできますか?

炎症後色素沈着であれば内服・外用薬のケアで改善が見込めるケースがほとんどです。

肝斑の悪化にはピコトーニングとトラネキサム酸の内服、ハイドロキノン・トレチノインの外用が有効でしょう。

色素脱失は時間をかけて経過を見る必要がありますが、多くの場合は周囲の肌色に徐々に馴染んでいくと考えられています。

ピコレーザー後に最も注意すべきことは何ですか?

施術後2週間は照射部位を擦らないこと、日焼け止めを毎日欠かさないことが特に重要です。

かさぶたは自然に剥がれるまで触らず、処方薬がある場合は医師の指示どおりに使用してください。

不安な症状が出たときは自己判断せず、早めに担当医へ相談することをおすすめいたします。

まとめ

ピコレーザーの失敗例として多い炎症後色素沈着は、実際には正常な治療経過であり3〜6ヶ月で改善するケースがほとんどです。

本当の失敗を防ぐためには、シミの種類を正確に診断できる医師を選ぶことと、施術前後のセルフケアを徹底することが重要です。

当院では経験豊富な医師が肌診断機を用いて丁寧に診断し、一人ひとりに合わせた安全なシミ治療をご提案しています。

ピコレーザーのリスクや治療法について不安のある方は、お気軽にご相談ください。