形成外科だからできる、綺麗な手術粉瘤の症状や手術について
当院では、粉瘤の症状に応じた手術を行っています。最近できものを見つけて気になっている、放置していたがやっぱり取りたい、突然赤く腫れて痛みが出ている—— そのようなお困りごとがある方は、お気軽にご相談ください。痛みの少ない、傷跡を最小限にする手術を心がけています。
「破裂した」「痛い」「膿が出ている」方は、今日、いますぐご相談ください
粉瘤が赤く腫れ上がり、突然破裂してしまったときの強烈な痛み。まずはご安心ください。次のような状態でこのページをご覧の方は、当院で対応が可能です。
- ニキビだと思っていたら突然破裂した
- 悪臭のある膿や血が出てきて不安になっている
- 痛くて眠れない、服がこすれるだけで痛みが走る
※実際の炎症性粉瘤(背部)の写真です。症状には個人差があります。
知っておいていただきたい事実
他院で「化膿しているから、今は切れません。抗生物質で腫れが引くまで待ちましょう」と言われ、痛みに耐え続けていませんか。 すでに膿が溜まり破裂している粉瘤は、薬を飲んですぐに痛みや腫れが引くとは限りません。
当院では、炎症を起こしている粉瘤に対しても、その日のうちに小さく穴を開けて膿を出し切る処置(切開排膿)を行っています。原因となっている膿と圧力を物理的に抜くことで、当日から痛みの緩和が期待できます。
※1日2〜3枠、急患(粉瘤破裂)専用枠をご用意しています。お急ぎの方は、上記の「診察web予約」またはお電話でご連絡ください。
粉瘤の症状
粉瘤は、表皮の下にできる袋に皮膚や角質などが溜まることにより形成される良性腫瘍で、別名アテロームとも呼ばれています。時間の経過に伴って少しずつ大きくなるため、放置しても自然治癒はせず、切除した方が望ましいといわれています。 全身にできますが、特に顔や背中などに発生しやすいとされ、中央の小さな穴を押すと臭い液体や塊が出てくることがあります。
粉瘤(アテローム)
もっとも一般的なタイプ。皮膚の下の袋に角質が溜まり、少しずつ大きくなります。
多発性毛包嚢腫
袋の中から黄色っぽい膿のような物質がみられ、首や脇などに複数発生することが特徴です。
外毛根鞘性嚢腫
硬く、頭部にみられることが多いといわれています。
炎症を起こした場合は、赤く腫れて痛みを伴う炎症性粉瘤がみられます。炎症があっても痛みがないこともあります。
切除法を使った手術(右首)
くり抜き法を使った手術
粉瘤の原因
粉瘤が発生する原因は、明確になっていない場合が多いと考えられています。老化現象や外傷、打撲などの後や、ニキビ痕にできることもあるとされています。
手術の流れ
くり抜き法:局所麻酔、穴を開けて抜き取る、必要に応じて縫合/切除法:局所麻酔、紡錘形に切って縫合、1週間後に抜糸
くり抜き法
手術創は2週間ほどで治り、傷跡は半年〜1年程度かけて少しずつ目立たなくなります。日焼けによって傷跡の治り方が左右されるため、日焼けを避けるように工夫しましょう。
▶ 【動画】炎症のない粉瘤〜くり抜き法〜切除法
くり抜き法と比較して一本の線状に治るため傷跡が見えにくく、早く治りやすいことが特徴です。傷跡が目立たなくなるまで、半年〜1年程度かかります。
「傷跡が目立たない」は、もう当たり前。
こだわるのは術後の美しい仕上がりです
当院の粉瘤手術は、ただ腫瘍を取り除くだけではありません。形成外科で培われた、肌を美しく見せるための技術を粉瘤治療に応用しています。
最小限の穴からアプローチ(くり抜き法)
特殊な円筒状のメス(トレパン)を使用し、数ミリの極小の穴から粉瘤の袋を丸ごと摘出します。傷を最小限に留めることで、回復を早め、元の肌質をキープします。
真皮縫合による凹み・ケロイド予防
粉瘤を取った後の空洞をそのままにすると、皮膚が陥没したり傷跡が太くなったりします。皮膚の深い層で溶ける糸を使ってしっかり縫い合わせる「真皮縫合」で、表面への張力をなくし、平らで滑らかな仕上がりを目指します。
皮膚割線に沿ったデザイン
皮膚には自然なシワのライン(割線)が存在します。手術の際はこのラインに沿うように切開・縫合の向きを設計。治癒後は傷跡が自然な肌のシワに紛れ込みやすくなります。
身体の部位別、粉瘤治療のこだわり
粉瘤はできる部位によって、皮膚の厚みや動き、ご不安の内容が大きく異なります。当院では部位の特性に合わせた手術アプローチで、機能面・審美面の両方を大切にしています。
顔(頬・おでこ・鼻など)
数ミリの極小の穴からアプローチする「くり抜き法」を基本とし、極細の糸を使用。表情ジワのラインに傷跡を同化させる仕上がりを追求します。
耳(耳たぶ・耳の裏など)
皮膚が薄くすぐ下に軟骨がある構造のため、耳の形が変形しないよう配慮しながら、再発の原因となる袋を丁寧に摘出します。
あご・フェイスライン
口を動かすなど日常的に皮膚が引っ張られる部位のため、皮膚の深い層から固定する「真皮縫合」で傷口が開くのを防ぎます。
背中
気づきにくく大きくなってから受診されることも。中の空洞を丁寧に縫い合わせ、クレーター状の凹みを防ぎます。
おしり
破裂・化膿など緊急事態を起こしやすい部位です。座れないほどの痛みには、即日の切開排膿で対応します。
陰部(デリケートゾーン)
お一人で悩まれる方が多い部位です。プライバシーが守られた空間で、局所麻酔の工夫と極細の糸により痛みを抑えて対応します。
当院の特徴
形成外科の担当医による手術
皮膚の扱いやメスの入れ方、縫い方など、形成外科の専門的な知識や技術を兼ね備えた医師が担当します。
痛みに配慮した治療
手術時は細い針で局所麻酔し、できるだけ痛みを少なくするように配慮しています。ご希望の方には笑気ガスの使用も可能です。
傷を2層で縫合
皮膚の下は溶ける糸で縫合し、1ヵ月程度かけて体内で分解されるため、体内に糸が残りません。
最小限の傷跡
切開を最小限にし、傷跡が目立ちにくい手術を心がけています。
粉瘤の手術費用(3割負担の場合)
手術にかかる料金は、以下の通りです。患部の大きさによって、料金が異なります。
| 部位・サイズ | 料金(税込) |
|---|---|
| 露出部 2cm未満 | 4,980円 |
| 露出部 2〜4cm | 11,010円 |
| 非露出部 3cm未満 | 3,840円 |
| 非露出部 3〜6cm | 9,690円 |
この他に病理検査代、血液検査代、処方箋代、診察料がかかります。
よくあるご質問
麻酔をするため手術の痛みはありません。術後に触ると少し痛むことがあるため、痛み止めを処方しています。痛みの程度には個人差がありますが、9割の方は飲まなくても大丈夫なぐらいの痛みです。
粉瘤の袋が皮膚内に残っていると再発しやすいとされています。炎症があるにもかかわらずくり抜き法を行った場合は、被膜である粉瘤の袋が残る傾向にあります。したがって炎症がない状態での手術をお勧めしています。
傷跡は残りますが、半年〜1年ほどかけて少しずつ目立たなくなります。こたろクリニックでは傷跡が少しでも目立たなくなるように形成外科医が丁寧に手術を行なっています。
翌日から石鹸とシャワーで洗浄をして、軟膏を塗布、ガーゼによる傷跡の保護を抜糸をするまで行います。消毒よりも洗う方が清潔な状態が保てます。
内容物は垢であることが多いので、原因は老化現象や洗浄をしっかり行えていないことが多いと思われます。さらにぶつけたこと(外傷)ややけど跡で起きることがあります。
粉瘤の自然治癒は望めません。毛穴に入った皮膚の成分が膜を作り、中に垢が溜まっていく一方なので、自然になくなることはありません。大きくなる前、1cm以内の大きさで切除するのがお勧めです。
粉瘤は垢の塊なので、臭いを伴うことが多いです。粉瘤の膜が閉じていると臭いは外に漏れませんが、膜に穴が空いていたり炎症を起こしたりすると臭いが気になることがあります。
手術翌日から創部を洗浄しましょう。1週間前後で抜糸になります。抜糸後もまだ傷跡は成熟期間が半年〜1年間ほどあるため、日焼けをしない、補強のテープを貼るなどして傷跡がきれいになるようにしましょう。
理事長紹介
吉武 光太郎(よしたけ こうたろう)
資格
形成外科医
所属学会
日本形成外科学会/日本美容外科学会/日本創傷外科学会
学歴
2011年 埼玉医科大学 卒業
経歴(抜粋)
2011年 埼玉医科大学国際医療センター 研修医/2013年 埼玉医科大学病院 形成外科美容外科入局/2015年 前橋赤十字病院 形成美容外科/2017年 日本形成外科学会認定 形成外科専門医 取得/2019年3月 笹塚にてこたろクリニックを開院
埼玉県越谷市生まれ。埼玉医科大学卒業後、同大学国際医療センターで研修医を務め、形成外科美容外科に入局。前橋赤十字病院では顔面骨骨折や眼瞼下垂の手術を中心に経験を積み、都内の美容クリニックでも診療にあたる。2019年3月、笹塚に地域に根ざした保険診療の皮膚科・形成外科と、自費診療の美容皮膚科・美容外科を行うクリニックを開院。
笹塚駅前こたろ形成皮ふ科クリニック
- 住所
- 〒151-0073 東京都渋谷区笹塚1-56-10
- 電話
- 03-5302-8056
- アクセス
- 京王線「笹塚」駅より徒歩1分未満(セブンイレブンの上)
- 受付時間
- 10:00〜13:30 / 16:00〜18:45
※祝日も診察しています - 休診日
- 日曜

